【新居バイオ】新野のキレイな水が支える世界に誇るバイオ技術

『新居バイオ』は、新居洋子さんによって阿南市新野町川亦に設立された会社である。『新居バイオ』は過去に前天皇陛下のために皇后陛下が『新居バイオ』の育種品種のシンビジウム『ピンクペルペチュエル」を買い上げられたこともある、様々な植物のバイオ技術を持っている世界有数の会社だ。元々洋らんの生産農家だったが、取得していた薬剤師の資格をいかしてバイオテクノロジーを駆使したバイオ苗の生産を行っている。無菌状態の植物の成長点を取り除き、生命の持つ自然治癒能力を利用して細胞分裂をさせ、優良個体(いも、いちご、パイナップル、わさびなど)の大量増殖を全て手作業で行っている。「新野町は水が綺麗で、自然環境がよく、バイオ苗を作るのに打って付けの場所」と話されていた。(四国の右下掘り下げ隊/中学生 邪王真眼さん)

「バイオ苗」を知っていますか? 『新居バイオ花き研究所』の新居洋子さんが作ったバイオ苗です。新居さんは平成元年からバイオ苗を作り続けています。バイオ苗の会社を立ち上げるためには、相当な資金が必要で、それを借りるのには勇気がいったそうです。新居さんが手掛けるバイオ苗は全て優良個体です。その優良個体を大量増殖しています。バイオ苗を作るには、まず成長点を取り除きます。すると細胞分裂がおきて、増えていくそうです。この作業を行うには無菌状態じゃないとダメだそうです。今は人手不足が問題です。だから私たち若い世代は県外に行かずに、ここ新野にいてもらいたいそうです。(四国の右下掘り下げ隊/中学生 Wisdomさん)

新聞記者が新居さんの家の前を通った時、インタビューを受け、新聞の『人』の欄で紹介されたことで会社が知られるようになったそうです。新居さんの旦那さんは洋らん農家だそうです。新居さんは、薬剤師の免許を持っていたので、学んだことを役立てるために『バイオ研究所』を作ったそうです。新居さんは、研究所を作るために5500万円借りたそうです。バイオ苗とは成長点を0.1~0.3mm切って無菌の状態で、肥料を入れたかんてんの中で育てるそうです。バイオ苗は植物の細胞分裂を利用して優良個体を大量増殖をさせているそうです。新居さんの家の井戸の水は新野日亜、大野日亜の中で一番綺麗な水だそうです。新野の水はとっても綺麗だそうです。そんな新野に生まれてこれたのは幸せなことだと思いました。(四国の右下掘り下げ隊/中学生 風の又三郎さん)

洋らん、いちご、甘藷などをバイテクでフラスコ培養している『新居バイオ』。社長の新居洋子さんは 徳島県由岐町で薬剤師として働いていましたが、新野町の洋らん農家に嫁いだことをきっかけに退職します。その後、洋らん栽培を手伝いながら薬剤師の資格を役立てようと、大学時代に行っていた実験の延長と思って『新居バイオ』を設立しました。『新居バイオ』には世界中から優良個体が集まり、それを大量増殖させ、依頼者の喜ぶ反応にやりがいを感じたそうです。『新居バイオ』では育種も行っていて、ある時は前皇后陛下直々に『新居バイオ』が手掛けたピンクペルペチュエルを調進されるなど、知る人ぞ知る会社となりました。『新居バイオ』のように自然の摂理を利用している会社は数少ないと言います。このような素晴らしい会社は世界有数ではないでしょうか。(四国の右下掘り下げ隊/中学生  ダークフレイムマスターさん)

新居さんがバイテクを始めようと思ったきっかけは、薬剤師の資格を役立てようと思ったからだそうです。苦労したことは、会社を立ち上げるのにお金を借りようと交渉したことです (自分の熱意を伝えて 1500 万円から 5500 万円まであげてもらうことに成功しています)。当時、女性の経営者が珍しく、取材を受け、新聞で紹介されると多くの人に注目されました。企業からも声をかけられて、仕事をしていたそうです。バイオ苗を作るにはまず成長点を無菌状態で取りだします。それを培地に植え、優良個体を大量増殖しています。1000 個の注文が入ったら、1年以内に 1000 個をきちんと納品するようにしているようです。前天皇誕生日(12 月 23 日)に洋らんを調進されたこともあるそうです。(四国の右下掘り下げ隊/中学生 ブエノスアイレスさん)

『新居バイオ』の新居洋子さんのお話を聞きました。洋らんをはじめ、農家向けのバイオ苗を開発・生産・ 販売しています。きっかけは、薬剤師として身につけていた薬学の知識でした。洋らんだけ ではなく、苺やわさび・甘藷なども生産しています。バイオ苗を作るために、植物が好む肥料を探すのが、 とても難しいそうです。私は初めて“バイテク”という言葉を聞きました。“バイテク” とはバイオテクノロジーの略です。植物をコピーできることに驚きました。この技術を使い、病気に強い、花もきれいな新品種の開発にも取り組んでいるそうです。新居さんの活動は新聞でも取り上げられたことがあるそうです。新居さんは「新野の水はとても綺麗」と仰っていました。温泉の成分が入っているそうです。この水がバイオ苗を作るために欠かせないそうです。(四国の右下掘り下げ隊/中学生 もみじさん)

新居洋子さんは元薬剤師。この資格を「何かにいかせないのか?」と考えて、『新居バイオ』を立ち上げました。植物には成長点があり、成長点は0.03~0.05mmの大きさです。それを顕微鏡を使って切り取り、培養します。人間は怪我をしてしまうと自然治癒力で治します。それは植物も同じです。バイオ苗もこの力を使って行われ、今では花だけではなく、甘藷、苺、パイナップルなどの苗を育てています。一番苦労していることは、植物にも嫌いな肥料や好きな肥料があり、それぞれに適したものを見つけることだそうです。昔は女性が社長ということはとても珍しい時代でした。でもそれでも洋子さんは諦めずに一生懸命に頑張ってきました。新野は水質がとても綺麗だと聞きました。だから今、バイオテクノロジーを使っていろいろな仕事を楽しくしているそうです。(四国の右下掘り下げ隊/中学生  トレイシーレズニックさん)

『新居バイオ』の社長である新居洋子さんのお話を伺い、『新居バイオ』という会社を新野町にいながらはじめて知りました。『新居バイオ』ではワサビ、薬用植物、甘藷、洋らんなどのバイオ苗を作っていて、栽培時間が短く、収穫量も多い優良個体を培養しているのが特徴です。バイオ苗を育てるには、植物によって好きな肥料が違うので、何が好きかを見つけるのが大変だそうです。バイオ苗を作るためには無菌状態で成長点をとりだし、培地に植え込む作業を行います。成長点を取り出すのはとても難しいそうですが、一度にその作業を行ってたくさんの品種をつくり出すとおっしゃっていました。新野町に住んでいる自分としては、新居さんからお話を聞いて僕たちを褒めてくれていると感じました。新野町は空気や水が綺麗で、すごく良いところです。僕は、今回の話を聞いて、新野町に生まれてよかったと思いました。(四国の右下掘り下げ隊/中学生 ドラゴ大王さん)

『新居バイオ』とは、バイオテクノロジーで植物を育てる会社です。バイオテクノロジーとは植物の成長点を切りとり、細胞分裂を利用して1つから2つ、 2つから4つ・・・と植物を増やしていく技術です。 この技術でバイオ苗をつくるには無菌状態でないとならないそうです。『新居バイオ』の社長 新居洋子さんは、会社を作るためにたくさんの苦労があったそうです。植物によって好きな肥料が違い、試行錯誤しながら見つけていく作業が大変だったそうです。『新居バイオ』では育種という新品種の開発も行なっています。その育種で作られたのが、 ピンクペルペチュエルです。知る人ぞ知るこの会社を知る人になれてよかったです。(四国の右下掘り下げ隊/中学生 怠惰担当さん)

◎新居バイオ花き研究所 https://nii-bio.jp/

※この記事は『四国の右下掘り下げ隊』の活動で作成されたものです。

 

【モラスコむぎ】『貝の資料館』がコワーキングスペースとして本格始動!

長年『貝の資料館』として親しまれてきた『モラスコむぎ』が、コワーキングスペースとしてリニューアル。2022年1月15日から本格的に活用が始まった。館内はオープンスペースの他に6人用の会議室や個人ブース、レンタルキッチンもあり。管理運営を担当するNPO法人カイフネイチャー・ネットワークの中西さんは「仕事に集中できるよう、お弁当を持ってくる人が多いのですが、『民宿砂美かたやま』のお弁当(※3日前までに要予約)や『ポケット(ポルト内)』のいかカツバーガーなど、地元グルメのテイクアウトもおすすめ。海を眺めながらテラスで一休みすれば、いいアイデアも浮かぶと思いますよ」と話す。ゆったりと時間が流れる『モラスコむぎ』でストレスフリーな働き方を体験してみて。
(四国の右下掘り下げ隊/大学生 ともさん)

◎モラスコむぎ
徳島県牟岐町灘下浜辺198-1
TEL 0884-72-2520
営業時間 9:30〜17:00
定休日 月曜
利用料 8000円/月
ドロップイン500円(4時間まで)
※レンジ、冷蔵庫あり。事務所としての登記可能
https://www.mollusco-mugi.jp

◎民宿砂美かたやま
http://sabi.jp.net/

※この記事は『四国の右下掘り下げ隊』の活動で作成されたものです。