かつて廻船問屋として街を支えた谷屋。その『谷屋(たんにゃ)』は2017年に国の登録有形文化財となり、町が改修して地域交流施設と地ビール醸造所として生まれ変わろうとしている。現在、地ビールの試作が始まっていて、主原料には美波町内産のビール麦やホップを使用。コスト的に折り合わないため、国内産の麦やホップで生産される地ビールは珍しいが、新商品開発で町を盛り上げようと模索中なのだとか。2022年4月から活動を開始する美波町地域おこし協力隊がこのプロジェクトを担い、本格的に始動する予定。『谷屋(たんにゃ)』が新たな形で美波町に賑わいをもたらそうとしている。今後の活動に目が離せない!
(四国の右下掘り下げ隊/大学生 ともさん)
嘉永三年の日和佐の主な廻船問屋は日和佐薬王寺の厄除橋建設の浄財の寄進を共にし、海運の発展をねがったいう逸話も残る廻船問屋(貿易商)谷屋。日和佐八幡神社の大祭で使われる太鼓屋台“ちょうさ”を持ち込んだのも谷屋といわれていて、町の歴史を語る上で欠かせない存在だ。美波町は谷屋の住居『谷家(たんにゃ)』を拠点に地域交流を図ろうと主屋等は地域交流スペースと展示スペースに、離れは地ビール醸造所に改装中。現在、実験的に商品開発も行われていて、美波町産のブランド米『乙姫米』を使ったライスエール(試作1号)に続き、2号の試作も進行している。「原材料は美波町産にこだわり、ホップも真夏に手摘みしました」と事業を担当する美波町役場の川西さん。『道の駅日和佐』などで試験販売も行う予定なので、情報は日和佐浦たんにゃまちづくり協議会FBページ等をチェック!
(四国の右下掘り下げ隊/社会人 Mさん)
日和佐浦たんにゃまちづくり協議会FB https://www.facebook.com/hiwasauratannya/
※この記事は『四国の右下掘り下げ隊』の活動で作成されたものです。