しばらくお休みしていた加茂谷の『かもかも映画会』が3月10日(土)に再開!!
上映作品は、大林千茱萸監督『100年ごはん』です。
なんと会場の熊谷町集会所にはエアコンまで設置してもらったそうで、さらに快適に観賞できるような環境が整いました!
大人800円で映画が見られるのはいいですね♪
ぜひ足をお運びください。
四国の右下(徳島県阿南市、那賀町、美波町、牟岐町、海陽町の1市4町)への移住情報のご案内。
しばらくお休みしていた加茂谷の『かもかも映画会』が3月10日(土)に再開!!
上映作品は、大林千茱萸監督『100年ごはん』です。
なんと会場の熊谷町集会所にはエアコンまで設置してもらったそうで、さらに快適に観賞できるような環境が整いました!
大人800円で映画が見られるのはいいですね♪
ぜひ足をお運びください。
2月18日(日)、池袋サンシャインシティにて「いいね!地方の暮らしフェア」が開催されました。
「いいね!地方の暮らしフェア」は全国13県の若手知事でつくる「日本創生のための将来世代応援知事同盟」が開催している移住交流イベントです。
これまでも子育て支援や婚活などを若者の暮らしやすさをテーマに、各県ともに暮らしやすさをアピールし、地方移住の促進につとめてきました。
第三回となる今回のテーマは「仕事」。徳島県ブースでは現在求人を行っている100件を厳選して掲示。労働局の方も参加し、賃金等の具体的な相談にも対応できるよう、スタンバイ。また林業アカデミーや漁業アカデミーなどの徳島県独自の職業訓練制度の紹介や、農林水産課の担当者による就農支援の説明など細やかな相談に対応。
また、徳島といえばサテライトオフィス、IT。3月10日に予定されているマッチングフェアの案内など企業局の方も資料を携えて参加し、親身に個別相談に対応されていました。
そして!集客のために徳島ブースを盛り上げてくれたのは東京小金井市で徳島の物産販売を行っている『てのひらストア/otete』 のお二人。竹ちくわ、フィッシュカツ、すだちなど徳島のうまいもんを軽快な口調で売り込み、行き交う人達はその活気あふれる様子に自然と足を止め、買い物をしていました。
昨年に引き続き、AKB48チーム8の協力により、各県ブースでは撮影会も開催。
徳島県担当の春本ゆきちゃんは11:30すぎに登場。暴動がおこりそうなくらいの人だかりの中、笑顔で対応いただき、「撮影した画像をSNSにアップして、徳島をPRね」と呼びかけてくれました。
ファンの方へお配りした竹ちくわは、ゆきちゃんたちにも差し入れしましたよ!気に入ってくれるといいな~。
その後のステージイベントでは、知事の代役として移住アドバイザーの小林陽子さんが徳島県を熱烈PR。ピンクのジャケットを脱ぎ棄て、春本ゆきちゃんと阿波踊りを踊り出すと、会場につめかけたファンたちが一気に動画撮影を開始!!
すだちくんも徳島のPRのために、奮闘してくれました!
本当に嵐のようなAKB旋風のはざまで移住相談に来ていただいた方もいらっしゃって、ありがたい限り。
徳島県や四国の右下に興味を持たれた方は、次回、2月24日(土)12:00~15:30「阿南市移住相談会 ~アナンテナ~」がふるさと回帰支援センターで行われますので、そちらへもぜひお越しください。
。
雑誌『AERA』の「全国の移住しやすい街ランキングTOP23」にも選ばれた阿南市。
子育て支援も充実している温暖な気候に恵まれた暮らしやすいまちです。
そんな阿南市が「 四国の一番右端で、右上がりの人生を!」を合言葉に移住相談会を開催。
専任の移住コーディネーターによるきめ細やかな移住相談が受けられます。
当日参加もOKですが、時間に限りがあるので事前予約がおすすめです。
ゲストスピーカーは地域おこし協力隊として椿地区で活躍する助田くん。
BBQハウス『カメリア』を運営し、地域の方と関わりと大切にする暮らし方を聞けばより阿南での暮らしがイメージできるかも。
徳島に興味のある方はこの機会、お見逃しなく!
開催日:平成30年2月24日(土)12:00~15:30
場所:ふるさと回帰支援センター(東京交通会館8階)
参加無料
那賀町地域おこし協力隊が作成した那賀町の魅力を季節ごとの紹介したパンフレット『なかのなか』をウェブブックに追加しました。
この内容を参考に、ぜひ那賀町へ遊びに来てくださいね。
平成30年2月11日(日)10:00~17:00、ゆめタウン徳島にて「四国の右下」空き家相談会が行われました。
徳島県の住宅課空き家対策担当の石本さんも来られ、県内各地の空き家相談に対応いただきました。イベントの様子がお昼のニュースでも紹介されたこともあり、沢山の方がいらしゃってくれました!ありがとうございました。
昨年7月にイオンモール徳島で県内初の県内向け空き家・移住相談会を行った際に、「徳島市内に住んでいるけど、実家が県南にあり、空き家になったままで、活用を考えたい」「田舎で子育てしようと、いったん実家に戻ったけど、手狭なので空き家を探している」といった声を聞き、県内向けの相談会の必要性を感じ、今年はイオンからさらに足をのばし、藍住町のゆめタウン徳島での開催となりました。
ちょうど店舗のリニューアル工事中だったので、午前中は人もまばらだったんですが、昼前には駐車場も満車に( ゚Д゚)
せっかくの機会なので、県南の魅力を知ってもらうとバレンタインにちなんだ県南の厳選スイーツも販売!
美波町からはまめぼんcaféさんのガトーショコラ、アジュール昭吾堂さんのチョコサラミ、
那賀町もぉりんくさんのパウンドケーキと濃厚ブラウニー、
牟岐町KIMOTOYAさんのBig Wave、
海陽町山田宝来堂さんはふるるんのチョコサブレ、
阿南市もみじやさんはチョコダック。
空き家相談を受けた人か、スイーツを買った人は抽選券がもらえ、まぜのおかコテージ無料宿泊券をはじめ温泉施設・飲食店の割引券などの景品が当たるチャンスが!
また那賀町はドローン操縦体験ができるよう、シュミレーターと実機を用意。
さらにドローンガチャもあり、近田農園のいちごや太龍寺ロープウエイの乗車チケット、晩茶などが当たるとあってにぎわっていました。
お昼からはすだちくんも登場!
マリンジャムさんのタッチプールではヒトデやヤドカリ、ナマコに触ることができ、不思議な触り心地に子供たちもテンションが上がってました(^-^)
同じ徳島県内でも、県南部へ来るのは海のレジャーの時くらい。徳島市内への交通の便もいい阿南市でも「遠い」と思われているようで、こうした県内向けのイベントを行い、県南の様々な取り組みや魅力を知ってもらうことで、空き家提供やUターンの促進につながるのではないかと感じました。
2018年2月より、JR徳島駅クレメントプラザビル5階にある移住相談窓口「とくしま移住交流促進センター」の開所時間が変更になりました!
火曜と木曜は18:30まで相談時間を延長し、第1・第3土曜も10:00~17:00で対応しているそうです。
事前にお申し込みいただくと、気になる市町のより詳しい情報を集めて教えてもらえるので、電話で予約がおすすめですよ!
相談受付時間:月曜~金曜(10:00~18:00) 土曜・日曜・祝日定休
※2018年2月より火曜・木曜は10:00~18:30、第1・第3土曜日10:00~17:00
場所:とくしまジョブステーション内
徳島県徳島市寺島本町西1-61 徳島駅クレメントプラザ5F
徳島駅直結
Tel(専用フリーダイヤル):0120-109-407
※IP電話等、フリーダイヤルが使えない場合は088-624-7987
メールアドレス:tokushima-iju@dune.ocn.ne.jp
平成30年2月4日(日)13:10~16:20、徳島大学長井記念ホールにて「徳島で夢を叶える若者応援フォーラム」が開催されました。
対象は学生とその保護者ですが、一般も参加可能でたくさんの人が来ていました。
というのも、第1部は高野誠鮮さんによる講演会だったから!
高野さんといえば、TBSドラマ『ナポレオンの村』のモデルとなった型破りなスーパー公務員。地域資源であるお米を世界的なブランド米に育て上げ、限界集落の再生を成功させた活躍ぶりはよく知るところでしょう。現在は自然栽培を普及させて日本の農業を再生するという夢に向かって、第一線で活躍されています。
普通定年退職を迎える時に、再任用といってしばらく役所に残ってくれと言われることがあり、希望があるかないか聞かれるのですが、高野氏は1回も聞かれなかったと言います。定年を迎えたら役所から出て行けと言われ、評価も悪かったそうです。前職では番組の制作をやっていましたが、その後雇用が見つからず、役所の臨時職員を見つけたのが始まりでした。ただ、東京での生活が結構長く、色々な良さに気が付きました。何にもないと思って外へ出て、都会の方がすごいと思っていたけど、田舎にはものすごい宝があり、可能性がとても広がっていたそうです。役所では好きな事をやらせてもらい、NASAと交渉して宇宙機材をタダで借りたこと等もあり、そういう事ができるなら過疎の村の問題に取り組む事ができるだろうと言われ、始めたそうです。
石川県にある羽咋市神子原地区でした。高野氏が命を受けた時は高齢化率54%、平成7年に小学校も保育所も無くなっており、18年間子どもも生まれていません。
予算書を作って提出した時、動き出そうという時、何度も怒られたり、反対されたりしたそうですが、経験則のない人の許可が必要な所に、おかしさを抱いていたそうです。いてもいなくてもいい職員・いては困る職員・なくてはならない職員、役所の職員はこの3種類しかいないと言います。役に立つ所と書いて役所、役に立つ人と書いて役人だと言います。
知識という言葉、知は識にする。知っているだけではなく、それを見極め行動に移すことが重要だと言います。理念は目に見えないけど一番大事で核になっており、これが弱い人は行動に移さないそうです。地域社会の一番小さい単位が人であるから、1人の人間の中で起こる事は、地域社会の中でも起こると言います。
高野氏は、農家と農地をセットにして、移住してくる人を試験制度で選んでいったと言います。見学会には書類審査があり、見学できるのは選ばれた人だけです。さらに絞られ1組だけ最後の面接をして入ってきます。失敗している地域の共通点は、頭を下げていたという事です。頭下げて、お金あげて、来るのはそこに住みたい人ではなくて客だそうです。過疎に本当に欲しいのは、一緒に汗を流して、共同作業して、村祭りに参加する住民が欲しいだけだと言います。この試験制度により、出て行った人はいまだいないそうです。
また、過疎高齢化が進むと新しい取り組みをしなくなり、反対するのは農家のおじさんです。反対しなくなるには、お酒に強い女子大生が必要だと思ったそうです。そこで、農家のおじさんに「今日からお前はうちの娘だ」と言ってもらってから滞在がスタートします。
烏帽子親農家制度と名付けたそうです。農家民宿になるので、保健所からも色々と言われたそうです。それでも申請しなかったのは、田舎だと何百万ものお金がかかってしまい、農家の人が払えないからでした。この制度を海外にアピールし全国から100組以上の応募が来たそうで、滞在した学生が広めたことで大学の現地調査なども行われました。大学生を受け入れたことで地域の人の心が豊かになっていった事に気付き、この制度をやり続けたそうです。
次に、神子原で育てている米を、人工衛星を使い仕分けしました。この中でまずい米は農協に出荷し、美味しい米は高野氏が売る事になりました。天皇陛下やアメリカ大統領、ローマ教皇などの影響力のある人にその米を食べてもらいブランド化をはかろうとしましたが、うまくはいかなかったそうです。ローマ教皇にはしつこいほどに手紙を何通も出し、遂にローマ教皇への献上品としてその米が認められました。また、ワインの酵母菌を使用した超高級なお酒も造りました。
思った事や考えた事をすぐ行動に移せる人は多くありません。高野氏は会社を作る際、赤字になったら黒字にすればいい、売れなくなったら売れるようにすればいい、できないではなく、どうしたらできるかを考えればよいと仰っていました。
第2部では引き続き高野氏と、NPO法人ETIC.代表理事の宮城治男氏によるトークセッションでした。
宮城さんは、特に若者世代に向けて自分で事業を起こしたい人のスタートを支えるという事に取り組んできたそうです。これまで800人位のスタートを応援してきました。25年程前は会社を作るのは本当に特別な人で、大学生で社長になるとか、起業を考える人はいなくてそういう事を教える場所もありませんでした。宮城さんは起業家を支援する機関でアルバイトする先輩をきっかけに、会社は自分で作れるし、起業家になれるという事を知り、仕事は自分で作り出せるものだと知り、それを仲間に伝えたくて大学のキャンパスに活躍している業界の先輩に来てもらいお話頂くという事を始めました。気付いたら就職活動の時期は終わっており、そのままそれを仕事としてやっているそうです。
高野さんは今の大学生に対して、日本国内にとどまらずにいろんな所と接触してほしいと言います。大きくなろうとする時には、大きなスケールの人間と話した方がいいし心が豊かになっていく、同じレベルの人と話していても小さい事しか生まれてこないと言います。出来るだけ若い内にいろんな所を歩いたり、海外に出掛けたりという時間を過ごして、しっかりと見て、日本に帰る。これは都会に出て田舎に帰る感覚と同じだそうです。
日本以外の事に目を向けてほしい、他の国にできる事は日本にもできる、日本にもできるなら、徳島でもできる、国がやらないなら地方でやってみせればいいと言います。トビタテ!留学JAPANという留学を支援する国の制度があるので、是非興味のある人は使ってほしいと宮城さんは言います。
多少批判されようが、失敗という階段を上るだけ、最初からうまくいくなんて言う魔法のような事はなかった、気が付けばこれ以上階段がないという所まで来た、それが成功と呼ばれるだけの事です、何か一つの事を成し遂げようとしたら失敗してほしい、何回も失敗を繰り返して成功するまでやればいいと思っているそうです。自分の足で歩いて、目で見て、より多くの知識や見識を広めていければと感じました。
平成30年2月3日(土)19:00~21:30、道の駅 ひなの里かつうら隣の地域活性化センター『レヴィタかつうら』にて、勝浦町活性化推進連合会主催による「まちづくり研修会」が開催されました。
『レヴィタかつうら』は昨年秋にできた新しい施設。
こんな風にチラシも作ってくれていました!
…チラシがあることを当日、行くまで知りませんでした。ありがとうございました。
参加者は勝浦町を活性化しよう活動している地元の方々約30名。
この研修会を主催した勝浦町活性化推進連合会は、勝浦町内でまちづくりや地域活性化の活動を展開するグループが相互に連携・交流し、切磋琢磨するべく結成されたそうです。
講師はお馴染み徳島大学准教授の田口太郎先生。
四国の右下から一般社団法人アンド・モア代表理事の小林陽子さんも呼ばれました。
田口先生は「田園回帰の捉え方」と題して講演されました。
まちづくりや地域活性化を進めていく時に、地域に住む人達だけでなんとかしようとするのはムリ!
勝浦町に住む人でもお隣の小松島市へ買い物へ行ったり、上勝町の温泉に行ったりするように、近隣の市町をはじめ、もっと多くの人と関わりあいながら解決の道を探る必要があると言います。
「移住政策で重視すべき事はとにかく主語を地域において、移住者が移住しやすくするにはどうしたらよいかということの前に、地域が良くなるために移住者を呼ぶようにしようという意識を持ってほしい」とお話しされました。
同じ移住をテーマにしていても小林さんと田口先生はこの点において意見の相違があります。
移住者を受け入れることによって「地域が良くなるかどうか」ということより、「うちの町で幸せになれると思うなら、来れば?来るなら私が責任もって世話するよ」という、移住者の人生主体の考えが小林イズム。
最近では「合わなさそうなら、他の町も紹介するよ!」という四国の右下連携も強まってきているところは、ちょっと自慢できる点だと思います。
このように、まちづくりや地域活性化と移住とを分けて考えているところが、右下エリアの移住が注目されるポイントではないでしょうか。
質疑応答では案の定「小林さんだからできるような気がするんですけど?」という質問も。
「そんな事ありません!」と力強く答えていたように、各地のいいところや成功したアイデアを見習い、柔軟に取り入れることで、その地域独自の移住の取り組み方法を作ればいいと思います。
今回の研修会を機に勝浦町とも情報交換を行い、徳島県への移住者を増やしていけることを望んでいます。
勝浦町のみなさん、お世話になり、ありがとうございました!