7月16日(土)に阿南市文化会館で行われた『男女共同参画in阿南2016』に行ってきました。
午前中はこども、まちおこし、介護、食育の4つの分科会に分かれて行われ、私が参加したのは約200名が参加した「食育」です。
もともと行く予定ではなく、知り合いの代理で参加したんですが、阿南市の食育の取り組みをしることができて大変勉強になりました。ちなみに「こども」の分科会は今話題のこども食堂について。セールスコンサルタントの森哲平さんが講師で来られていました。
食育の分科会はJAアグリあなん女性部の尾崎澄子さんの活動事例の発表から始まりました。「農業は命の根源。土を耕し、種をまき、収穫して味わう。その食べ物を親しい人と分け合い食すことは、自分の命を大切にすること。命を大切にするということは、他人の命も大切にすることにつながる」という思いから、農業体験スクールの取り組みを行っているとのことでした。
次に登壇されたのは椿泊の若手漁師らで構成する『魚っSUN’S』の小川道洋さん。
以前に比べると漁獲高も減っていること、調理が面倒、骨があって食べにくいなどの理由から、食卓に魚が出ることが少なくなっている現状も踏まえ、出前授業や料理教室などのイベントを通して魚食の普及に努めていることをお話しされていました。今週末もそのイベントがあります!
7月30日(土)9:00~椿公民館で
小学生とその保護者を対象とした『夏休み親子おさかな体験料理教室』があるそうです。
参加費は一人500円。
新鮮な魚はそれだけでおいしいですが、漁師さんならでは食べ方を知ると魚がもっと好きになると思いますよ。
その後、JAあぐり阿南女性部の泉マス子さんによる現代の食の傾向についての話があり、グループに分かれて、各年代ごとに食育について、どういうことに気をつけたらいいかを討論しました。
新鮮な農作物や魚介類が身近に手に入る阿南市。そのため食育をテーマに活動を行っている団体も多いですね。また何かの機会に紹介できればと思います。