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美波町へ移住しました ~地域おこし協力隊の移住体験記~

はじめまして!2022年12月から美波町の地域おこし協力隊に就任しました、永峰苑佳(ながみねそのか)と申します。
地域おこし協力隊のお仕事としては、美波町の移住定住促進事業に関わらせていただいており、全国で行われる移住フェアへの出展サポートや、移住希望者への町案内、移住後の生活や空き家相談など、移住に関わる「地域への手引き役」のようなお仕事をしています。

私の出身地である茨城県からこの徳島県南部にある美波町に移住をしてきて、早3ヵ月が経とうとしています。3ヵ月を振り返り、「美波町移住体験記」を書かせていただきます。

どうして美波町へ?

「どうして美波町を選んだの?」
地域おこし協力隊として活動していると、このように聞かれることも少なくありません。全国の自治体で地域おこし協力隊の採用募集が出ている中で、数ある地域の中からどうしてここを選んだのか。

答えは簡単で、“ご縁があったから”だと思います。
実は大学生時代に地域ベンチャー留学※というプログラムを使って、1ヵ月間美波町に滞在していたことがあります。私にとっては出身地でも、ましてや親族や友達がいる土地でもありませんが、この町には学生時代の思い出の一部が詰まっています。
(※地域ベンチャー留学…都市圏の大学生が長期休みの期間を活用し、地方の中小零細企業へ1か月程度の実践型インターンシップを実施するプログラム。主催:NPO法人ETIC. )

今でも時々、「あの時、こんな気持ちでこの道を歩いたな」 「こんな大変なこともあったっけ」と、思い出にひたりながら、仕事終わりのお散歩時間を楽しむことがあります。そして、この町の景色を見ていると、自然の豊かさや風景の美しさに心が洗われるような気がします。

美波町は私にとって、全く新しい土地でもなければ、長く慣れ親しんだ土地でもありません。
どこか懐かしい気持ちにもなるけれど、同時に新鮮さもあるという、不思議な感覚です。

お仕事や生活のこと。

今の私のお仕事は前述した通り、美波町の地域おこし協力隊として移住定住促進事業に関わっています。現在の美波町には、私の他にも3人の地域おこし協力隊がいてし、それぞれ、まちづくり協議会や防災コミュニティカフェに所属して各々の仕事に従事しています。中にはクラフトビールブランドの立ち上げから行っている人もいます。

*私たちの活動の様子は、美波町地域おこし協力隊のFacebookページで発信しています。
ぜひこちらもご覧ください!→ https://www.facebook.com/minami.kyouryokutai

私は仕事柄、移住者や移住希望の方々との接点が多いお仕事をしていますが、自分自身もまた移住者であることから、半分は主観視点で移住者の方々のお話を聞いていたり、共感が出来るような部分が多いと感じています。そういった自分の立場を、少しでも何かに役に立てられたらと思っています。

以前に、美波町への移住を希望される方々をご案内をさせていただいたことがあるのですが、その際に同じ「県外からの移住者」として、安心して様々な質問をしていただいたことが、とても印象に残っています。

また、お仕事以外のプライベートのことでは、
温泉に行って体を温めたり、お散歩をして風景を楽しんでみたり、直売所で美味しくて新鮮な地域の食材を買い求めに出掛けたり、海岸のゴミを拾ってアート作品を作るワークショップに参加してみたり…。普段の娯楽の中にも、“徳島の豊かな自然があるからこそ出来る息抜き”の選択肢が多くなってきています。


田舎には都会のように一方的に与えられるような娯楽は少ないかもしれませんが、その代わりに自分自身で楽しいことを見つけてみる力がつくのかもしれません。

まだまだ私の知らない美波町。

美波町は、2006年に「日和佐町」と「由岐町」が合併して出来た町です。
全体面積が約140.8 km²、最西部の山河内から最東端の伊座利地区までは40km以上の距離があり、町内でも移動に1時間以上かかる場所もあるほど、とても大きな町です。

学生時代に一度訪れていたとはいえ、今でもまだまだ知らない地区も多く、最近はお仕事やプライベートを通して少しずついろんな地区に出向いているところです。

この間は、由岐地区にお邪魔してきました!

私が普段生活をしている日和佐の町並みとはまた異なった良さがあり、昔ながらの商店や細い路地が残っている町並みを見ていると、なんだか懐かしさを感じ、穏やかな気持ちになれます。

また、由岐も日和佐も含め美波町では、海の恵がとても多く、美味しくて新鮮な海産物がたくさん手に入ります。ここでの生活は、豊かな自然からたくさんの恵を受けていて、都会とはまた違った「豊かさ」に満ち溢れています。

まだまだ始まったばかりの美波町での新生活。
美波町内にもまだ私の知らない土地や文化、人々が沢山いらっしゃいます。

いろんなことを吸収しながら、たくさんの人と関わり合いながら、仕事も生活も豊かなものにしていけたらと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ようこの移住なんでも相談室② ~移住後の住まいとなる地域の空き家を考える~

徳島県移住アドバイザーの小林陽子さんに移住にまつわるあれこれを伺う「ようこの移住なんでも相談室」。第二弾は「住まい」をテーマに伺います。これまで移住者の住まいとして注目されてきた「空き家」ですが、早くから移住に取り組んできた地域では空き家不足が問題に。移住の世界で「空き家」といえば、できるだけ修繕にお金のかからないすぐに住める空き家、または少し手直しすれば住める状態が理想ですが、そうした物件は少なくなってきました。

地方に残された空き家の持ち主は、往々にして県外に住む息子、娘。コロナ下、県外への移動が制限されたことで管理が十分に行き届かなかったり、豪雨や台風なども影響し、老朽化が加速しています。「いらなくなった家は町に寄付したらいい」と安易に考えている人もいるかもしれませんが、「相続土地国庫帰属制度(令和5年4月27日からスタート)」を利用するのも、そう簡単ではありません。長年、空き家改修にも携わってきた小林さんに利活用のヒントを伺います。

相続土地国庫帰属制度についてはこちら
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00454.html

 

――早くから移住に取り組んできた移住先進地では、移住者の住まいとなる空き家が足りない状況になっていますね。

そうそう、その通り。うちの町(美波町)も家を取り壊して更地にしたり、空き家でも住める状態じゃなかったり・・・。どうにかして住むところを作っていかないと、移住者が来てくれないと思っています。

 

――空き家の管理は相続した人の負担になっていると思いますが、住める状態の家を保つ秘訣は何かありますか?

ごっつい簡単!『カライエ(住まい向け除湿乾燥機)』付けましょう。電気代も安いし、時々来て窓を開け閉めするより、あれをひとつ付けておく方がいいですよ。家は湿気で傷んでいくんで、『カライエ』付けたらカビも生えない、シロアリも来ない!あれはホントに素晴らしい(※個人の感想です)

 

――あと荷物の処分や片付けに悩む人も相変わらず多いです。

前から言うように片付けはゴミ袋1つから!一気にやろうとせず、「とりあえずゴミ袋1つ、いっぱいになったら終わり」と決めて取り掛かるといいですよ。それから一人でやらないこと。誰かと一緒におしゃべりしながらやると気が紛れます。
ゴミを持って帰るのが嫌やったら、玄関に積み上げておくだけでもいい。それか1部屋にまず集めてください、物を。そしたらやる気が出ます。

↑空き家の片付けの様子。

――空っぽの部屋をまずひとつ作るってことですか?

そう。空っぽの部屋をひとつ作ると片付けに行った時に気持ちがいいし、やる気も起こる。

――そもそも空き家になるのを待たず、片付けは早く始める方がいいですね。

最低でも70歳までには絶対しとかなアカンね。可能だったら68!重たいもんを持てる、脚立に上がれる年齢は65歳くらいまで。それ以降にやると骨折したりする危険性が増しますよ。

ゴミの分別方法も地域によって異なるので、自治体のゴミ分別方法を確認してから不燃、可燃など大別しながら処分していくと、片付けも早く進みます。

――なるほど。

新聞に「築130年の家を潰した。もう心が折れそう」って記事が出てたんです。家を継いだ長男さんの辛い気持ちが書かれてて。その気持ち、よう分かりますよ。取り壊さないといけなくなる前に、なんか方法がなかったんかなって。

――移住者に利用してもらおうという選択肢は思いつかなかったんでしょうか?

みなさん自分の家をボロ家って思い込んでるんですよね。「荷物もいっぱいあって、汚い」、「こんな家どないするんじゃ?」、「借りてくれるわけがない」って思い込みすぎている。そうじゃないですよ。落ち着いてとにかく家の中の荷物を片付ける。なんにもない部屋をひとつずつ作って、片付けていけばなんとかなると思うんですよ。自分でできないと思ったら役場(行政)に相談してみてください。

移住者支援を行う海陽町のNPO法人あったかいようのみなさんのサポートもあり、空き家の片付けも着々と進み、改修もスムーズにはじまりました。

 

古民家のDIYは要注意!まずは地元の大工さんに相談を

 

――古民家を安く手に入れ、DIYして暮らしたいという人もいますが、改修時の注意点を教えてください。

マンションやアパートなどの借家は、釘一本、穴一つ、手を加えられないという不自由さがありますよね。その点、古民家は元々傷んでるんで手を入れ放題と思われ、都会の方は安い価格に喜んで買われます。でも、それは大間違い!しっかり見極めないと後でお金がかかります。

特に雨漏り。これは素人には手に負えませんよ!! 建築家でも雨漏りの原因はわからないって言いますからね。雨漏りしたら何百万円の単位で修繕費が必要と思ってください。それでも完全に止めることは出来ない可能性もありますからね。なので、古民家を買うつもりなら屋根の修理をこれまでどれだけしてきたかを確認して下さい。「移住して1年目の台風で、屋根が飛んだ」なんて話はよく聞きます。そんな時、保険に入っているかも重要です。なので、屋根にはうんと気を付けて下さいね。

美波町の大工、中岡さん。片付けが終わるとS邸の本格的な改修が始まります。

 

――たしかにリフォームというと屋根よりも内装を気にする人の方が多いですね。

それが悪いわけじゃないんですよ。移住者の多くは内装にお金を掛けがちなのが心配です。私のおすすめは、内装は生活してみた後で試行錯誤されるのが良いと思うので、最初にドカッとお金を掛けないように。まずは最低限必要な部分だけにしておいて、選択肢を持てるようにしておくのがいいと思います。あと、古民家の改修で怖いのは、柱や壁を抜くこと。テレビ番組などの影響だと思うんですが、よく皆さんワンフロアにしたがりますね?私は台風や地震ですごい揺れるんだろうなと思って見ています。柱や壁だけでなく、襖や建具も無闇に取り外すと全体のバランスが変わって、揺れる原因になると思うんですよね。素人の感覚で柱、壁は抜かないように!襖や建具もそのまま有効活用する方がいいと思います。

 

――耐震や防火などを考えると、リフォームもちゃんとした人にお願いする方がいいですね。

古民家手に入れたら出来る限り初めから自分で全部直そうと思わず、その町の業者さん、大工、左官屋、水回り工事、電気工事これらの人に相談することをおすすめします。特に電気やガス関係の工事に関しては資格がないと出来ないことも多い。水回りも素人のDIYでは後々問題が出てくることもあるので、メンテナンスも含めて業者さんに頼むことをおすすめします。

実はこれら全ての業者さんたちと繋がっているのは大工さんなんですよ。大工さんと仲良くなっていると信用できる地元の業者さんを紹介してくれます。田舎暮らしで大事なのは地元の大工さんと仲良くなること。台風などで修繕が必要な場合や何かトラブルが会った時にすぐに対処してくれる関係性を作っておくことが大事なので、いつでも駆けつけてくれるような地元の大工さんと仲良くなりましょう。そうすると地元のいい左官屋さん、水道屋さん、電気屋さんを紹介してくれますよ。

――――地元の大工さんとは、どうやって知り合ったら良いですか?

まずは役場に聞くことです。それから町内会やお隣さんがお世話になっている大工さんを教えてもらうのもおすすめです。ただこの場合ひとつ注意して頂きたいのが、田舎でよくあるんですが悪い業者さんが関わっていても「近所の人がやってもらったから」と安心して、「じゃあ、うちもお願いしよう」と連鎖していくことがあるんですよ。これ、屋根の修理とかでよくある話なんで注意してくださいね。そうした意味でもまずはやっぱり地元の大工さん。悪い噂はすぐに広まり、田舎では商売できないようになります。そういう世間話の怖さをよく知ってるので、地元の大工さんは下手なことできませんからね。古民家でどれくらい長く住まれるかは人それぞれですけれども、改装はぜひ、大工さんや建築士さん等の専門家に相談したうえで直すようにして下さい。

この家を購入したSさんご夫婦。中岡さんのお手伝いに奮闘しています。

――――地元の大工さんにお願いする際に気をつけることはありますか?

田舎へ行けば行くほど一人でやっている大工さんが多く、見積もりなど出し慣れていない人も多いので、後で困らないように金額は先に確認しておくこと。リフォームが始まるとなんだかんだで予定していた金額より増えていきます。お金の話を恥ずかしがらず、「予算内でやって欲しい」と念押ししておくなど、軽微な変更でも確認しておくことをおすすめします。

――――ありがとうございました。

中岡さんと小林さん。ローコスト、ハイクオリティな古民家リノベを実現する凄腕です。

ようこの移住なんでも相談室① ~Iターンの極意 地方移住は「日本語の通じる外国へ行く」と思え!?~

コロナ下、オンラインの移住相談が当たり前になるなど、手法の変化に加え、移住希望者(相談者)の相談内容などにも変化を感じているという相談員も多いのではないでしょうか。「仕事がないと移住できない」、「いい物件があれば移住したい」など地方移住の障壁となっていた住まいや仕事に関してもリモートワークが可能な「転職なき移住者」や、生活に便利な地方都市へ移住して、その後徐々に郊外へと移り住む「二段階移住」など移住スタイルも多様化。

40年以上移住に携わり、移住者のサポートを続けている徳島県移住アドバイザーの小林陽子さんも、この1年の急激な変化に驚いているといいます。小林さんと共に2022年度を振り返り、地方移住最前線を紹介します!

2023年1月14日、15日の2日間にわたり東京ビッグサイトで行われた『JOIN移住・交流地域おこしフェア2023』の様子。

 

――最近の移住の傾向として、UターンよりもIターンが多くなっているようです。

そうそう。移住相談を受けてて、出身地を聞いた時に30代、40代でも東京出身の人が増えているとつくづく思います。地方から東京へ行った子が「移住しよう」って思ってないな、と。もともと都会育ちっていう子の相談がめちゃくちゃ増えてるから、「田舎のこと、知ってる?」とか「知らんの?」とかいうレベルじゃなくて、地方移住は「日本語の通じる外国」へ行くつもりで考えてもらわんとアカンと感じています。

――外国ですか!?

いや、ホンマよ。最初は「田舎の紹介してあげたらエエんちゃうかな?」と思ったりしたんよ。だけどそのレベルじゃないね。例えば県南の海側の温暖なところだったら東南アジアのビーチ系、県西部の山の方だったらヒマラヤ、チベット・・・と言ってあげる方がいいな、と。同じ日本と思わずに、「日本語の通じる外国やと思って来てください」って説明するようにしています。

――東京生まれ、東京育ちでIターン希望という人にとって、田舎のイメージは漠然としているのかもしれないですね。

対面での移住相談で目の前に座られた方にはまず、徳島の地図を拡げて「どのくらいの田舎までがOKですか?」ってお尋ねするようにしています。四国の右下でいえば、イオン系の大型スーパー、ニトリ、ユニクロ、マクドナルドがあるのは阿南市まで。それより先は阿南市まで車でどのくらいかをお話してますね。「美波町なら車で30分。阿南市でお仕事されて、美波町でお住まいになってる方も多いです。通勤圏内です」って。そういう具体例を挙げて説明しないとピンとこないみたい。

――小林さんは以前、移住の極意として「一年間は静かに暮らす」ことを推奨されていましたが、比較的街の方でもそうでしょうか?

「静かに暮らす」というか、やっぱり「地域に馴染む」時間がいると思うんですよ。最近、特に気をつけないといけないと思うのが方言。移住に失敗するケースで「移住者とコミュニケーションがとれない」、「移住者がトラブルを起こす」って、アレ。言葉が通じてないと思うんですよ。徳島(阿波弁)も関西弁みたいに聞こえるけど、全然違うからね。

移住アドバイザー直伝!移住成功の極意

――確かに。

それから方言の問題ともちょっと違うんやけど、今、移住してきた人と一緒に空き家の改修をしてて、「ネコ(車)持ってきて!」って言ったらポカンとするんよ。「猫ですか?」って。「一輪車よ!」っていうと、曲芸で使う一輪車と思うみたいで、話が噛み合わんの。他にも「テミ、買っといて」って言っても、“テミ”が分からない。

手箕(テミ)・・・落ち葉などのごみ集めの際に使用する農具

――都会で住んでたら使うことのない道具ですからね。

私らが何気なく使っている言葉でも、移住者には全然通じていないことってあるんちゃうかな。「それ、何ですか?」って聞いてくれたらいいけど、なんとなく聞き流して分からんままにしていると、気がついたら溝が広がっているってことがあると思います。

 

――その誤解が「田舎で阻害された」とか、「仲間外れにされる」と言われる原因かも知れませんね。
私はいつも言うんです。「無理することないよ」って。地域の人に会ったらニコニコして、ご挨拶をちゃんとして「まだ慣れてないんで」とか、「慣れてないからもうちょっと待ってください」とキチッと言うようにしてって。移住してきたばかりの田舎初心者は、運転免許とりたての人が初心者マークをつけているみたいに、町に慣れてないことを周りの人に知ってもらう方が暮らしやすい。

ポイントは、そのことを「その地域の誰に言えば、ちゃんとみんなに伝えてくれるか」。それさえ覚えればスムーズにいきますよ。この間も移住初心者が「消防団に誘われて、ちょっと迷ってる」っていうから、「まだ来て1年目。迷ってるんだったらやめなさい」ってアドバイスしました。「町外に勤めに行ってるので、今はちょっと入れないです」と断って、ある程度慣れてきて「入ろうかな」と思った時に入ったら?って。

↑消防団出初式の様子。

――サラリーマンだと土日も仕事だったり、子育て世代は学校行事などもあって、町内のイベントごとに参加できないこともあります。それをプレッシャーに思うことはないってことですね。
全然ない。今、コロナで町内会や寄り合いが減ったんですよね。口には出さんけど、住んでる人も楽になったっていう感覚がありますよ。今までやめれんかったことが「コロナだからやめよう」という雰囲気も手伝って、時代に合ったカタチに変ろうとしている。そのおかげで他所から来られる人も少し楽になったと思います。

――一方でお祭りが中止になったりして、地域のコミュニティに入るきっかけをなくしたという人もいるのでは?
コロナで中止になるのは2、3年のことなんで、地域に慣れる期間があったと思えば、ちょうどいいんちゃう? お祭りが復活したときは来たすぐより、入りやすいと思いますよ。ただ地域に溶け込むのが上手な人は祭りとか大きな行事より、溝掃除やら分別収集やら、そういう普段の小さな共同作業をスイスイッとこなしてますね。気が利くというか、そういうところに気負いなく参加できるタイプの人は地域に馴染みやすい。それがやりにくい人は伝えといた方がいいね。「ちょっと苦手なんです」って。それも人それぞれやからね

↑日和佐八幡神社の秋祭りは一般社団法人地域活性化センターが日本各地で地域の個性を活かしたユニークなイベントの中でも特に優れたものを表彰する「第21回ふるさとイベント大賞 ふるさとキラリ賞」を受賞したこともある。

――方言のことも含め、田舎がある人はIターンよりUターンの方がいいんですかね?

うーん・・・。自分の地元が好きでない子っておるんですよ、やっぱり。ちっちゃい時にイヤな思い出があるとか、学校も嫌だったとかいう人はムリに帰らなくてもいいと思います。Uターンしたいけど親や親戚のしがらみがあってストレスになるようなら車で1時間の近隣の町に住むとか、全然違い地域だけど元風景と似た場所を探すとか、実際に行ってみて自分が「いいな」と思う場所へ移住するんが一番いいと思います。

 

――参考になりました。ありがとうございました!

2月26日(日)開催!「いいね!地方の暮らしフェア オンライン」

日本創生のための将来世代応援知事同盟に加盟する23県の担当者と直接つなぎ、オンライン相談できる移住イベント「いいね!地方の暮らしフェア オンライン」を2月26日に開催します! スペシャルセミナーや各県の先輩移住者によるリレートーク、知られざる地方の魅力を知ることのできる内容が盛りだくさん!WEB会議システム「Zoom」とYouTubeライブで配信し、無料で視聴できます。

徳島県の移住相談は徳島県移住アドバイザー小林陽子さんが担当。小林さんの移住相談は人気ですので、早めのお申し込みがおすすめです!
徳島での暮らしをご検討されている方はぜひこの機会をご活用ください!

いいね!地方の暮らしフェア オンライン


【日時】2023年2月26日(日)10:00~17:00
【実施方法】オンライン開催(WEBサイト上でのライブ配信・ZOOM個別相談)
【参加費】無料
【申し込み】
・セミナーのご視聴:事前予約不要(専用ホームページにて配信予定)
・各県の担当者との個別相談は専用ホームページから事前申し込みを!
*専用ホームページはこちら
https://event.furusatokaiki.net/230226_chihokurashi_fair/#about
※1回の相談時間は30分。先着順。相談枠が埋まり次第、受付終了。

主催:日本創生のための将来世代応援知事同盟
共催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター

この件に関する問合せ
いいね!地方の暮らしフェアオンライン 運営事務局(ふるさと回帰支援センター)
電話番号 03-6273-4415 月・祝休館 火〜日 10:00〜18:00
メール event4@furusatokaiki.net

参加者募集!3月4日(土)開催「とくしま移住者交流会in南部」

“浮き球”網掛け体験をしながら、移住者同士の交流を楽しみませんか?

徳島県南部にお住まいの移住者同士のつながりづくりを目的とした交流会を開催します!当日は、海陽町のNPO法人あったかいようの方が講師となって“浮き球(うきだま)”の網掛け体験を行います!

浮き球とは、漁網を浮かせるために使う漁具のこと。最近ではその可愛らしい見た目からインテリアなどに使われることも。今回は野球ボールくらいの大きさのものを1人1個作成し、作った浮き球は持ち帰ることができます。

浮き球の網掛け体験後には懇談会も行いますので、気軽にご参加ください。

とくしま移住者交流会in南部


【日時】3月4日(土)10:00-12:00
*タイムテーブル
9:30~受付開始
10:00~11:30 浮き球網掛け体験
11:30~12:00 参加者懇談会
【会場】阿波海南文化村 工芸館 第3工房
(徳島県海部郡海陽町四方原字杉谷73)
【講師】NPO法人あったかいよう
【対象者】移住者、移住希望者、地方創生推進員、地域の方、移住支援団体関係者、行政関係者
【参加費】1000円
【申し込み】 チラシ裏面の申込書より、FAXまたはメールでお申し込みください
※締め切り : 2月24日(金)まで
【定員】 15名
※移住者の交流を目的としておりますので、申し込みが定員に達した場合は、移住者・移住希望
者・地方創生推進員・地域の方 を優先させていただきます。予めご了承ください。
【主催】徳島県南部県民局

■この件に関する問い合わせ
徳島県南部総合県民局地方創生防災部(美波)
四国の右下発信担当
〒779-2305 徳島県海部郡美波町奥河内字弁才天17-1
電話:0884-74-7319 FAX:0884-74-7337
E-mail:nanbu_c_m@pref.tokushima.jp

JOIN 移住・交流&地域おこしフェア2023参加者募集中

みなさま、あけましておめでとうございます。

この3年間、コロナに翻弄され、会場や開催時期が変更になったりしていた『JOIN』。
今年は東京ビッグサイトに戻ってきました!

全国から200を超える自治体が参加する大型移住マッチングイベントです。
今年の『JOIN』には「四国の右下」全エリアが参加します!!!!

冬も温暖で過ごしやすい「四国の右下」への移住をお考えの方はぜひ、ご来場ください。

JOIN 移住・交流&地域おこしフェア2023

開催日時 2023年1月14日(土)、15日(日)10:00~17:00

会場 東京ビッグサイト 南1ホール(東京都江東区有明3丁目11-1)

※入場は無料ですが、来場者登録が必要です。
事前に登録しておくと、スムーズに入場することができます。
必要事項入力後に入手できるQRコードをスマートフォンに表示又は紙に印刷して会場にお持ちください。

https://www.tenjikai-uketsuke.com/ecscripts/reqapp.dll

★その他の情報や専用サイトはコチラをチェック

https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/108/?gclid=CjwKCAiAwc-dBhA7EiwAxPRylP91P9aiRJ1WQInBlgO8YG5b2QRS5qaYx3LEDfLbi1ZxKuufoKph4RoC6GsQAvD_BwE

 

 

 

2023年1月14日(土)開催 うみがめ×ロゲイニング参加者募集

2023年1月14日(土)開催予定の「うみがめ×ロゲイニング」の参加者を募集しています!
企画したのは美波町の地域おこし協力隊で「日和佐発心の会」に所属する西蔵さん。
小松島で行われていた「たぬき×ロゲイニング」のイベントに参加し、美波町でもやってみようと、うみがめをテーマにチェックポイントを設定しました。
ちなみにロゲイニングとは・・・
ロゲイニングとは、地図とコンパスを使って多数設置されたチェックポイントを、できるだけ多く制限時間内に周り、得られた得点を争う野外スポーツです。オリエンテーリングに似ていますが、チェックポイントを回る順序は定められておらず、ポイントごとに異なる点数が設定されており、速さではなく総合点を争います。
(日和佐発心の会ホームページより)

今回のイベントのために設定されたポイント数はなんと約100カ所!!!!

エントリーは2~5人を1チームとして申し込みを。参加費無料で、参加したチームには景品もあるそうです。
申し込み締め切りは2022年12月31日。

ぜひご参加ください。

うみがめ×ロゲイニング

開催日時
2023年1月14日(土)9:00~15:00

スケジュール

9:00~9:45 受付ならびにFacebookによる記事投稿テストタイム

9:45~10:00  開会式 オリエンテーション

10:00  競技スタート

14:00  競技終了

14:30~15:00  表彰式 閉会式

開催場所

薬王寺門前町(桜町通り) 杉原跡地

住所: 徳島県海部郡美波町奥河内字寺前

駐車場

薬王寺門前町(桜町通り) 杉原跡地

住所: 徳島県海部郡美波町奥河内字寺前

募集定員

先着30組(1チーム2~5名)

参加料金

無料

参加資格

1.健康で事前検温に協力出来る人

2.チーム内に1名以上facebookに登録し、利用できる人がいること

3.大会規約ならびに感染症対策に同意される人

  ※18歳未満の方は保護者同伴で参加可能

4.チームリーダーは電子メールで連絡がとれる人

持ち物

(facebookが利用できるカメラ付き)スマートフォン、コンパス、時計、筆記用具

募集期間

2022年12月1日(木) 0:00~2022年12月31日(土)23:59

※先着順で定員30チームになり次第締め切り。

参加申込

申し込みはこちらから↓

うみがめ×ロゲイニング 申込フォーム

参加申し込みは、チーム単位となりますので、チームリーダーの方がメンバーの情報もまとめて入力し申し込んでください。

なお、申し込みに必要な情報として、チームメンバーの氏名と年齢と性別がありますので、あらかじめとりまとめておくことをおすすめします。

その他、詳細はこちら

https://sites.google.com/view/hossin-no-kai/%E3%81%86%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%82%81%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0?fbclid=IwAR2i4a_9Kef1oKTZyZGcL9zLEVMvu1cqQKupbqUN6_hzLyHCDBSE0DcOSyE&pli=1

参加者募集!第4回とくしま回帰セミナー「とくしまで見つけた自分らしい生き方」

阿南市那賀川にあるマイクロブルワリー(小規模醸造所)『JouZo BEER BASE』。
代表の住友 正伯 さんによる講演を中心とした第4回とくしま回帰セミナーが12月11日に開催されます。

住友さんは大学卒業後、製薬会社に就職。東京で暮らしていたそうですが、福島県へ転勤になり、震災復興に取り組む人たちと出会いを通じて、地域づくりに興味を持つようになったそう。地域の課題解決や魅力発信に関わるソーシャルビジネスで起業したいという思い、14年務めた会社を退職。広島県大崎下島の地域おこし協力隊を経て、阿南市へUターンし、『JouZo BEER BASE』を創業しました。

詳しくは「住んでみんで徳島で!」の移住者インタビューでも紹介していますので、ぜひご覧ください。

https://tokushima-iju.jp/interview/4400.html

実は昨年、「四国の右下」若者創生協議会が行う「四国の右下」アドバイザー研修会の講師として登壇いただき、「四国の右下」エリアの移住担当者や地域おこし協力隊は、住友さんのお話を一足先に聞いているのですが、めちゃくちゃおもしろい!

その際、クラフトビールの豆知識なども教えていただき、とても楽しかったので、移住に興味のない人もこのセミナー、必見です!

現地参加もOKですが、Zoomでも視聴できますのでお気軽にお申し込みください! 

第4回とくしま回帰セミナー「とくしまで見つけた自分らしい生き方」

【日時】12/11(日)13:00~14:30

【会場】
ふるさと回帰支援センター(セミナールーム B)
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8階
アクセス:https://www.furusatokaiki.net/access/ 外部のサイトに移動します 別ウィンドウで開きます。

【定員】
会場20名/オンライン無制限

【参加費】
無料

【主催】
徳島県

【共催】
認定NPO法人ふるさと回帰支援センター

【詳細・お申し込み】
https://www.furusatokaiki.net/seminar_detail/?event_id=442947 外部のサイトに移動します 別ウィンドウで開きます。

【問い合わせ】
住んでみんで徳島で!移住相談センター
10:00~18:00(月・木・祝日休み)
電話:090-7720-7047
mail:tokushima@furusatokaiki.net

申込締切 2022年12月10日 17時00分

11月23日開催!イナコレ2022

15地域が参加する合同移住フェア『イナコレ』が11月23日(祝)に大阪にて開催!

各地域の移住相談ブース、資料コーナーに加え、移住にまつわるお役立ち情報が会場内に展示される予定。

あなたにぴったりな「いなか暮らし情報」をコレクションしてみよう!

いなか暮らし×コレクション ―イナコレ2022-

開催日:2022年11月23日(水・祝)11:00~16:30

​会場:シティプラザ大阪2階『旬』(大阪市中央区本町2-31)

参加地域:富山県、石川県、山梨県、岐阜県、三重県、京都府、​和歌山県、兵庫県、兵庫県西播磨地域、
鳥取県、島根県、岡山県、高知県、徳島県、熊本県

主催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター

地域おこし協力隊合同募集・マッチングセミナー開催!

地域おこし協力隊に興味がある人を対象にしたマッチングセミナーが開催中です。
「地方の暮らしを体験してみたい」、「地域おこし協力隊ってなに?」という人に向け、基本的な制度の紹介や協力隊OBOGとの交流を通して、地域おこし協力隊への募集を行うセミナー。もちろん募集自治体による個別相談もありますよ!
10月23日、11月20日、11月27日の3回に分れ、全国各地から地域おこし協力隊を募集している6つの自治体が参加しますので、それぞれの地域の良さを比べながら検討できるチャンス。
11月20日には徳島県阿南市も参加します。ぜひご参加ください。

地域おこし協力隊合同募集・マッチングセミナー

対象
地域おこし協力隊に興味がある方
日時
2022年11月20日(日)、27日(日)15:00~17:30(開場14:40~)
場所
移住・交流情報ガーデン
(東京都中央区京橋1丁目1-6 越前屋ビル1F)

※参加無料、当日参加OK 詳細はコチラ↓
https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/7778.html