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徳島の魅力を発信する「とくしま回帰若者アンバサダー」募集!

徳島にゆかり関心のある若者のみなさんがアンバサダーとして徳島の魅力を発信する『とくしま若者回帰アンバサダー』事業。

 

若者ならでは目線で徳島の魅力を発信することで県外へ転出していった同世代の若者に徳島回帰へ繋げてもらうことを目的としています。

とくしま若者回帰アンバサダーHP: https://iju.pref.tokushima.lg.jp/

 

アンバサダーの主な活動内容として、県内の企業や新しい施設へ月1回程度取材に行っており、四国放送さんや木のおもちゃ美術館などアンバサダーのリクエストに応じて取材先を選定しています。

 

また、アンバサダー同士の交流を深めるため月に1回交流会を開催しております。
他校や他大学の仲間と交流できる機会とあって、進学や就活の話など情報交換の場にもなっています。

 

その他、アンバサダーのリクエストに応じた徳島県内のツアーも行っています。
7月は鳴門の魅力を満喫するツアーとして、大塚国際美術館や渦の道を探索。
お昼は美味しいランチを食べながら鳴門市地域おこし協力隊の方にお越しいただき、県外の方から見る徳島の魅力についてお話を伺いました。

 

とくしま若者回帰アンバサダーでは「徳島が好き!」「もっと徳島を知りたい!」という熱意ある仲間を随時募集しています!

地域創生やまちづくりに興味がある方や同世代の仲間を作りたい、交流したいという方も大歓迎です♪

少しでも興味のある方はぜひ応募してみてください。
https://bit.ly/3zdY0wz

 

 

とくしま回帰若者アンバサダー募集要項

<応募条件>

徳島県ゆかりの者であること。

16歳以上30歳未満であること。

WEBサイトに年2回程度記事を提供することなど。

 

<応募方法>

所定の委嘱申請書にご記入いただき、徳島県とくしまぐらし応援課まで郵送または電子メールにてお送りいただくか、応募フォームから申請してください。

(必要に応じて、書類・面接等の選考を行う場合があります)

 

応募フォーム

https://bit.ly/3zdY0wz

 

 

那賀町の釣り名人・喜多さん

渓流釣りで川魚食べ放題! 那賀町移住で自給自足生活も夢じゃない!?

清流・那賀川が流れるまち、那賀町

渓流釣り移住のまち・那賀町

徳島県南部の山間部にある那賀町。清流として知られる那賀川の中・上流域にある自然豊かな町です。そんな場所にある那賀町は、渓流釣りが人気レジャーのひとつ。鮎やアメゴはもちろん、イダやハエなど、一年を通して美味しく食べられる川魚が釣れます。渓流釣りが好きなアングラーにとっては最高の移住先と言って間違いないでしょう。では実際に那賀町で暮らすアングラーはどんなライフスタイルなのでしょうか? というわけで、今回は那賀町の釣り名人・喜多さんの一日に密着してきました!

那賀町の釣り名人・喜多さん

喜多さんが暮らすのは那賀町の中でもさらに山奥の木頭(きとう)という場所です。那賀川でいうと、上流域にあたるエリア。当然、川の水はこれ以上ないくらいにキレイで、川辺を見渡すと釣り人が何人もいる渓流釣りの聖地です。そんな木頭の中でも喜多さんは“名人”として知られる凄腕アングラーなんだとか。釣り歴58年にもなる喜多さんは10歳の頃から渓流釣りをしているそうです。

「小学生のときにアメゴ釣りを始めて、学校をサボって釣りに行ってたんですよ(笑)。そのときは手作りの釣具で、餌はミミズや川虫とかでね。お腹が空いたら、食べるためにアメゴを釣りに行ったりしていましたね」

なんと小学生の頃から渓流釣りで自給自足のような暮らしをしていたという喜多さん。

鮎の握り寿司

そんな喜多さんのお家に伺うと、前日に釣ったという鮎の握り寿司を振る舞ってくれました。まさかこんな山奥でお寿司が食べられるとは! 鮎の握り寿司って独特のクセがあるのかなと最初は思いましたが、実際に食べてみると嫌なクセは全くなくて、めちゃくちゃ美味しい! 普段から鮎を食べている喜多さんの料理の腕もあるのでしょうが、木頭の鮎は特別に美味しい気がします。

那賀町木頭で釣る川魚は極上…!

喜多さんの家の食卓はいつも川魚がいっぱい

「釣り人にとって那賀町暮らしはやっぱりすごく良いですよね。すぐ近くの川で釣ってきた新鮮な川魚が一年中食べられますから。私なんかは家のすぐ近くが渓流釣りのスポットなので、仕事終わりに晩酌用の魚を釣りに行ったりね。魚が食べたくなったらすぐ釣りに行けるっていうのが良いんですよ」

喜多さんは那賀町暮らしの良さをそう話します。鮎は川をどんどん遡上していくという性質上、上流域の木頭には十分に引きを楽しめるほどの大物もいるのだとか。また、木頭の魚が美味しいのは川の水の美しさが大きな理由だと言います。

「ここより上流にはダムも何もないですし、生活排水が全く流れていないポイントもたくさんあります。だから、川の水をそのまま飲めるくらいにキレイなんですよ。そこにいる魚は臭みも全然なくて、すごく美味しい。他の場所ではあまり食用としては扱われない魚でも、木頭で釣れば最高の食材です」

自宅近くの川で本日の食材調達釣行

自宅近くの川で鮎釣り

喜多さんのご自宅で鮎の握り寿司をいただいた後は、その日の夜の食材調達のために近所の川へ。こうやってすぐ釣りに行けるって最高ですね! 魚影が濃くて、上の道からでも鮎の姿が確認できます。

釣り上げた鮎

そして、さすが釣り名人・喜多さん、あっという間に1匹釣り上げました。その後、1時間足らずで約10匹釣って、晩御飯の食材調達完了です。

那賀町に移住すればいつでもこんな晩御飯

釣ってきた鮎を早速料理

川から家に帰ると、早速釣りたての鮎を料理。なんと鮎料理用の自作の石鍋が出てきました。この石鍋で作る『鮎の石焼き』は喜多さんのオリジナル料理なのだそう。

鮎の石焼き

鮎をある程度焼いたら、骨をとって身をほぐし、卵や野菜と共に味噌ダレで混ぜて焼いていきます。見るからに美味しそう…! 試食もさせてもらいましたが、控えめに言って最高です。これで晩酌ができればなお最高。そして「うちでは鮎を釣ってきたらいつでもできるから」と、パックに詰めてお土産として持たせてくれる喜多さん。これがいつでもできるって羨ましい暮らしです。

これが那賀町暮らしの渓流釣りアングラーの日常です。渓流釣りが好きな移住希望者のみなさん、少しでも良いなと思ったら、ぜひ一度那賀町に遊びに来てみてください。きっと素敵な渓流釣りライフが待っていますよ。


※那賀川で漁業権対象の魚種(鮎・アメゴ・ウナギなど)を釣る場合は、遊漁券の購入が必要です。
遊漁券の情報はこちらから

那賀川上流漁業協同組合
https://nakagawa-joryu.com/

SUPタウン阿南市

阿南市はSUP好きにとって最高の移住地!? SUPタウン・阿南市の魅力とは!

SUPタウン・阿南市とは…!

SUP移住のまち、阿南市

四国最東端のまち・阿南市。ここは「SUPタウン」と呼ばれるほどに、SUPスポットがたくさんあり、SUP好きが集まるまちです。海でも川でもSUPが楽しめる阿南市は当然美しい自然も売りですが、市街地も発展している暮らしに便利なまちでもあります。つまり、快適に暮らしながらSUPも楽しめる移住先を探している人にとっては、ぴったりなまちです。今回はそんな阿南市の魅力をSUPのプロに聞いてきましたよ!

GOGO SUP&CAFE 篠原さん

お話を伺ったのは淡島海岸の前に店舗を構える『GOGOSUP&CAFE』の篠原さん。昔からずっとサーフィンをやっていて、SUPにハマったのは5年前からなんだとか。

「最初はSUPには全然興味がなかったんですけど、知り合いからSUPのボードをもらって、やってみたらすごく面白かったんですよね。波乗りの面白さとはまた違って、穏やかな海面をクルージングしていく爽快さというか。海のコンディションが良ければ近くの無人島までクルーズしたり、自由にどこにでも行けるのがSUPの魅力です」

阿南市にはSUPポイントがいっぱい!

阿南市のSUPスポット

阿南市の沿岸は砂浜の穏やかなビーチもあれば、入り組んだリアス式海岸もあったりと、特徴的な場所がいくつもあります。もちろんSUPを楽しめる場所もいっぱい。『GOGOSUP&CAFE』がある淡島海岸もSUPの一級ポイントです。その他、どんな場所でどのようにSUPを楽しめるのでしょうか? 篠原さんに聞いてみました。

「阿南市のSUPポイントは海で6ヶ所、川で3ヶ所くらいあります。淡島海岸であれば、海が穏やかな日は少し沖に見える無人島までクルージングすることができますし、波があるときはSUPサーフィンという楽しみ方もありますよ。川SUPのポイントは那賀川か桑野川ですが、少し上流の方から流れにのって進む川下りのような感じです。海とはまた違った楽しさがありますね」

SUP移住のまち・阿南市でSUPをエンジョイ!

SUP好きにとっては天国のような阿南市ですが、「初めての人はまずローカルルールを知ってからSUPを楽しんでほしい」と篠原さんは言います。

「サーフィンでもそうですが、やっぱりSUPにもローカルルールというものがあるんですね。それを知らずにやるとトラブルになることもあります。だから阿南市で初めてSUPをするなら、まずうちのお店に来ていただければと思います。聞いてもらえればローカルルールは全てお教えしますし、一度うちのSUPツアーに参加していただければより安心です」

淡島シーサイドコテージに滞在して阿南市SUPを体験!

淡島シーサイドコテージでお試しSUP移住

『GOGOSUP&CAFE』のすぐ隣には『淡島シーサイドコテージ』というオシャレなキャンプ場があります。「一度阿南市でSUPを楽しんでみたい!」という人は、こちらに滞在するのがオススメ。

トレーラーハウスで快適に滞在

芝生のテントサイトの他、トレーラーハウスでの宿泊も可能です。夜にはサイト全体がライトアップされて幻想的な風景が広がります。キャンプファイヤーができる場所もあるし、とっても楽しそう!

目の前はSUPができるビーチ!

そして、徒歩数十秒でSUPができるキレイな海。早朝には日の出SUPも楽しめます。もちろん『GOGOSUP&CAFE』のSUPツアーもありますので、ぜひ申し込んでみてください。阿南市のことも、ローカルルールのことも、たくさん教えてくれるはずですよ!


GOGOSUP&CAFE
徳島県阿南市畭町亀崎83-1
tel.0884-22-1276
https://gogosupcafe.com/

淡島シーサイドコテージ
徳島県阿南市畭町亀崎7
tel.090-3752-0675
https://www.awashimaseasidecottage.com/

9月17日(日)開催!ふるさと回帰フェア2023

「ふるさと回帰フェア」は、自治体担当者と直接相談ができる国内最大級の全国移住マッチングイベントです。

四国の右下エリアからは、 阿南市・美波町・海陽町 の3団体が出展します!!!

四国の右下エリアに興味がある方はもちろん、まだ移住希望地域を絞れていない方も、ぜひお越しください!

 

○徳島県の参加団体○

徳島県、阿南市、三好市、佐那河内村、美波町、海陽町、東みよし町

計7団体

 

ふるさと回帰フェア2023

日時:2023年9月17日(日)10:00~16:30

場所:東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー (東京都千代田区丸の内3丁目5-1)

 

※前夜祭シンポジウム開催!(事前予約制)

9月16日(土)15:00~17:50

東京国際フォーラム ホールB7

https://event.furusatokaiki.net/fair2023/

サーフィン移住インタビュー

サーフィン移住なら海陽町へ! 日本一の波乗りタウンで年中サーフィンライフ

『パビリオンサーフ』間屋口さんに聞く、海陽町でのサーフィンライフ

サーフィン移住一等地・海陽町

この文句なく美しい海。海外リゾートかと見紛う青々とした景色ですが、ここは徳島県南部にある海陽町です。この海に惹かれ、マリンレジャー目的の観光客が多く訪れています。さらには、海陽町の海が気に入りすぎて遠方から移住してくる人も多数。特にサーフィンを趣味としている人たちにとっては絶好の移住先となっています。

というわけで、今回はサーファー目線での海陽町の良さをお伝えすべく、上の写真に写っている間屋口さん夫婦にお話を伺ってきました!

海陽町のサーフショップ・パビリオンサーフ

今では海陽町で立派なサーフショップ『パビリオンサーフ』を営む間屋口さんですが、実は彼らも移住者です。出身は京都府舞鶴市で、そこではウィンドサーフィンをやっていたのだそう。

サーフィン移住インタビュー・間屋口さん

「京都ではウィンドサーフィンをやっていたので、最初はウィンドサーフィンのメッカと言われている静岡に移住したんですよ。それからさらにウィンドサーフィンにのめり込んでいって、次に移住したのはハワイのマウイ島。そこはウィンドサーフィンの世界大会が行われるほどの聖地で、しばらく暮らしていたのですが、娘が日本でプロサーファーを目指すということで帰国することになりました。そのとき、ハワイの超有名サーファーであるマイク・ウーさんに『日本でプロになるならここに行くといい』と勧められたのが海陽町だったんです」

「日本で一番波が良いのは海陽町だ」byマイク・ウー

海陽町のサーフィンスポット

マイク・ウーさんに「日本の中で波が一番良い」と紹介され、ハワイから海陽町に移住してきた間屋口さん。2000年に移住、2005年にはサーフショップ『パビリオンサーフ』をオープンし、今に至ります。過去何度も移住を繰り返してきた間屋口さんがこの地に定住したことこそが、サーファーにとっての海陽町の魅力度の高さを物語っています。

サーフィン移住インタビュー・間屋口さん

「実際に海陽町に来てみて、やっぱりすごく波は良かったですね。1年を通して波が安定しているので、季節を問わずサーフィンを楽しめます。あと、サーフィンスポットがバラエティに富んでいるんですよね。誰でも楽しめる初心者向けのサーフもあれば、波が複雑な上級者向けのサーフもあったり。少し場所を移動すればいろんな波を楽しめるのも海陽町の特長のひとつです」

また、地域住民はもちろん、サーファーたちもとても人が良いと間屋口さんは話します。

「みんな波の譲り合いをするし、優しいんですよね。移住者に対してもとても親切だと思いますし、サーファーじゃなくても地域の人たちはすごくあたたかくて。海陽町の宍喰では毎年、祇園祭りがあるんですけど、昔はそのお祭りのときに地域の人が初対面の他人を家にあげて料理を振る舞ったりしていたんですよ。移住した当時、私たちもびっくりしたんですけど、そういうのは海陽町民の人柄をよく表しているなぁと思います」

パビリオンサーフのロッジで海陽町移住体験!

パビリオンサーフのロッジでお試しサーフィン移住

今回お話を伺った間屋口さんのお店『パビリオンサーフ』には、ロッジが併設されていて、宿泊もできるようになっています。目の前には太平洋が広がっていますし、宿泊費は3300円~ととってもリーズナブル。サーフィン移住のお試しにはもってこいです。サーフィン移住を検討されている方は、まず一週間ほどこちらに滞在してみては?


PAVILION SURF & LODGE
徳島県海部郡海陽町宍喰浦字松原215-1
tel.0884-76-3277
http://www.pavilion-surf.com/

【令和5年度開催】移住・交流フェアのご案内

令和5年度開催の移住・交流フェアの日程が決定いたしました!

今年度も全国から各自治体が参加する大型フェアに加え、徳島県単体で行う「とくしま回帰セミナー」も全5回の開催を予定しています。

6月30日(金)まで、7月1日開催の「とくしま回帰セミナー」の申し込み受付中!
徳島への移住をお考えの方はぜひご参加ください。

 

 

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~大型移住フェアの開催情報~

 

■おいでや!いなか暮らしフェア2023

日程:令和5年7月22日(土)

会場:大阪天満OMMビル

主催:大阪ふるさと暮らし情報センター

■ふるさと回帰フェア2023

日程:令和5年9月17日(日)

会場:東京国際フォーラム

主催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター

 

■中四国もうひとつのふるさと探しフェアin大阪2023

日程:令和5年10月1日(日)

会場:大阪難波御堂筋ホール

主催:中国四国共同移住・交流フェア実行委員会

 

■四国暮らしフェア2023

日程:令和5年11月12日(日)

会場:東京交通会館12階カトレアサロンA

主催:四国移住・交流推進協議会

 

■JOIN移住・交流&地域おこしフェア

日程:令和6年1月13日(土)-1月14日(日)

会場:東京ビックサイト

主催:JOIN(移住・交流推進機構)

 

■イナコレ

日程:令和6年1月20日(土)

会場:シティプラザ大阪2F「旬」

主催:大阪ふるさと暮らし情報センター

 

 

~徳島県独自で行う移住相談会(セミナー)の開催情報~

■とくしま回帰セミナー(全5回)

会場:ふるさと回帰支援センター(東京交通会館)

・令和5年 7月1日(土) 13:00~15:00

・令和5年 9月3日(日) 13:00~15:00

・令和5年10月28日(土) 13:00~15:00

・令和5年12月10日(日) 13:00~15:00

・令和6年 1月28日(日) 13:00~15:00

 

※都合により、日時は変更になる場合もあります。また、開催もオンラインに変更になる場合もあります。最新情報は徳島県の移住交流情報サイト『住んでみんで徳島で!』(https://iju.pref.tokushima.lg.jp)にて掲載いたしますので、是非ご覧ください。

 

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美波町地域おこし協力隊のコラボイベント 第1回「居酒屋こうみんかん」を開催しました

こんにちは。美波町地域おこし協力隊の永峰です。

5月26日に美波町の由岐地区にて、地域おこし協力隊メンバー4名によるコラボイベント 「居酒屋こうみんかん」を開催しました!

「居酒屋こうみんかん」は月1で「まったりカフェみなみ」が居酒屋になるイベント。
第一回は美波町地域おこし協力隊メンバーが開発中の「日和佐ビール」などのドリンク、その他7品の自家製フードメニューを提供しました。

コラボのきっかけは去年度末に行われた、美波町の地域おこし協力隊活動報告会でのこと。

報告会を通して、別々の地区・分野で活動する仲間たちが、お互いどんな1年を過ごしてきたのかを話し合う中で、「せっかく同じ協力隊としての繋がりがあるんだから、何かコラボが出来たら面白そうだね」という何気ない会話が元となって、今回のコラボが実現しました。

中心になってイベントを企画したのは、由岐地区の防災自治組織が運営するコミュニティカフェ「まったりカフェみなみ」で活動する、氏家里菜さんこと通称「りなちゃん」(写真:上)と、美波町でクラフトビール醸造所立ち上げをミッションとし、「日和佐ビール」の商品化を目指して活動している、熊谷亜未さんこと通称「くまちゃん」(写真:下)の2人です。

りなちゃんが所属している「まったりカフェみなみ」は、地域の人たちの交流拠点をつくることを目的としたコミュニティカフェ。普段は平日昼間の営業をしているため、日中仕事をしている人になかなかアプローチできていませんでした。カフェのある由岐地区は、夜にご飯を食べたり、お酒を飲みに行けるような場所もありません。

そこで普段カフェを利用していない人も参加出来る金曜日の夜に、くまちゃんが手掛ける「日和佐ビール」の提供と併せて、「居酒屋こうみんかん」をオープンすることに!

▲皆さんに気軽に呼んでいただけるようにとお手製の名札を製作。
▲なんと地域の方が看板を作ってくださいました!

「こうみんかん」の名前は、会場として使わせていただいた建物が、かつて公民館だったことに由来します。
“様々な年代の人たちが気軽に利用出来て、交じり合う交流場”という、公民館の役割と私たちの目指したい方向性とも一致し、この名前に決めました。

私たち全員が初めてだらけの経験てんこ盛りでしたが、様々な地域の方々からフォローいただきながら、着々と準備を進めていき、当日を迎えました。

「はたしてお客さんは来てくれるのだろうか…」という不安に駆られながらのスタートでしたが、開店まもなくでご家族連れのお客さんが来てくださり、ほっと方を撫でおろすと共に、和やかなスタートを迎えることができました。

▲一番初めに来てくださった家族連れのお客さま

「とりあえずまずはやってみよう!」と始めた第一回。
いきなり大盛況!・・・というわけにはいきませんでしたが、大きなトラブルが起こることもなく、日頃お世話になっている方々にゆっくりと楽しんでいただく機会になりました。
私たちもお客さまとの会話を楽しむゆとりもあり、ゆるりと実施することが出来ました。

▲イチオシのフードメニューは自家製ベーコンとスモーク風ポテトサラダ。ポテトサラダに使用したジャガイモは、地域の方からいただきました。

▲準備風景。厨房も楽しげ。日和佐ビールは「おかわり!」の声が沢山聞こえてくる人気っぷりでした!

イベント時間も終盤に差し掛かってきた頃、最後まで残ってくださっていたお客さまから、あたたかいお褒めの言葉と、ありがたいご意見をたくさんいただき、そのまま反省会へと移行していきました。

【いただいご意見の一部を紹介します】

・協力隊同士の仲が良いことがとても伝わってきた!まずは実行してくれたことに意味があると思います。こういう若者たちのエネルギーに、地域住民たちも触発されるものがあると思う

・もう少し濃い目の味付けにすると、ビールが進むかもしれない

・これ、他の地区でもやってくれたら嬉しいな

また、中にはこんな貴重なご意見も…!

・このイベントの存在も知っていたし気になっていたけど、友達に誘われていなかったら来てなかったと思う。都会だったら1人でも外食に行くけれど、地元だからこそ1人では入りづらいところはあるかもしれない。今回は友達に誘ってもらったから来られたけれど、誰が来ているか分からないとか、知り合いが誰もいなかったらどうしようとか、1人で来て楽しめるようなイベントなのか分からないという不安があった

・飲食店というより、人と人の繋がりの場をつくることを目的としてこのイベントをやるのなら、今回はオペレーションや準備がむしろ完璧すぎたかもしれない。極端にいったら、お客さんに手伝ってもらえるくらいの余白や緩さがあっても、面白いかもしれないよ。田舎だからこそね!

これらの貴重なご意見を受けて、

「一人でも楽しめるように次はカウンター席も作ってみようか」

「どんな会場の雰囲気だったのか、次回から告知するときは前回の開催報告にも力を入れたいね」

「飲食としてのクオリティを高めることも大事だけど、交流が生まれるような仕掛けづくりに力を入れてみてもいいのかも」など、次回開催に向けた改善点がみえてきました。

最後はお客さまから「協力隊のみなさんもどうぞ」と食事を御馳走になり、とてもあたたかい気分で1日を締めくくりました。

第2回は6月9日(金)に実施予定です!※今後は毎月第2金曜に実施予定

次回は更にパワーアップして皆さんを迎えられるよう、全力で努めます!どなたも大歓迎!!!

美波町地域おこし協力隊一同、みなさまのお越しをお待ちしています!

★まったりカフェみなみ
徳島県海部郡美波町西の地西地6−7 由岐老人福祉センター内 1階

 

令和5年度 徳島県移住相談会in大阪開催日程のお知らせ

大阪ふるさと暮らし情報センターの一角で毎月第2土曜(8月のみ第3土曜)開催の「徳島県移住相談会in大阪」。
徳島県内の各自治体の移住担当者から直接話を聞くことができる貴重な機会です。

今年度の日程はこちら!
関西エリアにお住まいで、徳島県への移住をお考えの方はぜひこの機会をご活用ください。

 

四国の右下のトップバッターは阿南市!

2023年6月10日(土)にオンラインにて移住相談を承ります!

コロナ禍を経て、ますます人気の高まる阿南市。
今春から新しく移住コーディネーターの濱さんも加わり、さらにパワーアップして移住をサポートします。
※写真がブレててゴメンナサイ・・・

最背面の黄色の、目だけ見えているのは阿南市のゆるキャラ「あななん」です。光のまち阿南に咲くひまわりから生まれたライオンのようなキャラクターです。
阿南市の魅力については過去のインタビュー記事もご参考ください!

暮らしやすさ抜群!! 阿南市で住んでみんで?

 

続きまして、7月8日(土)は牟岐町!牟岐町もオンラインにて相談を承ります。

5月31日(水)までジビエ活用促進のための地域おこし協力隊募集を募集しています!!
現在、地域おこし協力隊として活躍中の石橋さんが釣り好きで、SNSなどでも釣りの投稿を行っているので「海の町」というイメージが強いかも知れませんが、山も近く、ジビエも身近。有害鳥獣による農作物の被害減少と捕獲した鳥獣の利活用をするため、新たな目線でジビエ事業の発展と観光分野の活性化を図る地域おこし隊を1名、募集しています。

詳しくはコチラ!
https://www.town.tokushima-mugi.lg.jp/docs/2016111800017/

牟岐町の地域おこし協力隊 石橋さんのYoutbeチャネルはコチラ!

■チャンネルさんくん Youtbe
https://www.youtube.com/channel/UCF9QYaQmywSCtVQz0zo2R-A/videos

 

そして11月11日(土)は那賀町(現地)です!

那賀町は5月1日より町内のこども園などでおむつの持ち帰りを廃止するなど、子育て支援にも力をいれている自治体です。

3月に開館した「山のおもちゃ美術館」も好評で、木のボールプールの他、「あめご釣り」や「柚子狩り体験」など那賀町ならでは風土や風習、特産をいかした木のおもちゃを楽しむことが出来ます。小さなお子様がいるお家の方はぜひぜひ一度、お越しください。

★那賀町山のおもちゃ美術館
https://nakatown-toymuseum.com/

 

12月9日(土)は美波町と海陽町(共に現地)です!

徳島県内でも温暖で冬も過ごしことから人気の2町。両町共にお試し住宅もあるので、移住後の暮らしを考える上でも好評です。
毎年、夏休みなどの長期休暇を利用して家族で移住体験へ来県される人が多いので、早めの予約がおすすめです。

ちなみに美波町の移住交流施設「やまさき」は空き家改修を行って作られた施設。改修の様子は過去記事でも取り上げています。

地域課題の解決策は滞在すれば見えてくる!? 移住交流施設やまさき改装秘話

※写真は美波町の移住担当の福岡さん(右)と地域おこし協力隊の永峰さん。

 

海陽町は4月から移住の担当課が「産業振興課」に変更しました。

お試し住宅もいくつかあるので、空き状況等は問い合わせをお願いします。
詳しくはコチラ!

https://www.town.kaiyo.lg.jp/docs/2023042600029/

そして、海陽町といえばなんといってもDMV(デュアル モード ビークル)!!!!!
道路と鉄道の両方を走行するDMVの本格営業運行は阿佐東線が世界初です。四国の右下の観光資源としても注目されていますので、海陽町へお越しの際は“世界初”にぜひご乗車ください。

海陽町は2024年2月10日(土)にも現地にて相談を承ります。ぜひお越しください。

 

『ふるさと回帰支援センター』に聞く!withコロナの移住状況 後編

※この記事は、2023年2月時点のものです。

 

東京・有楽町の交通会館で全国の移住相談に対応している『NPO法人ふるさと回帰支援センター』。44都道府県1政令市の相談員が常駐し、地域の暮らしに関する情報発信を行っています。後編では前編での内容をふまえ、西日本エリア担当の早田さん、広域エリア担当の中西さん、徳島県移住コンシェルジュの村社さんの3人にQ&A形式で近年の移住動向について伺っていきます。

★NPO法人ふるさと回帰支援センターについてはコチラ!

https://www.furusatokaiki.net/

 

Q 『ふるさと回帰支援センター』での徳島県の取り組みを教えてください。

▲(写真右)徳島県専属相談員 村社 いちご (むらこそ いちご)さん

 

村社さん:『ふるさと回帰支援センター』内にある徳島県ブースでは、徳島への移住を検討されている方の移住相談、自治体と連携したセミナーの開催、その他情報発信を行っています。

徳島県ブースに相談に来られる方は、「なんとなく徳島県に関心はあるけれど、徳島のことはあまり知らない」という相談が多いように感じます。最終的に各市町村の移住窓口へお繋ぎすることを目指していますが、Uターンなどで移住先を徳島県に限定されている方は『ふるさと回帰支援センター』と県が共催する徳島県単独の移住相談会『とくしま回帰セミナー』をおすすめしています。徳島県内の自治体の方と直接話をしていただく相談会スタイルで、オンラインと現地開催のハイブリット形式で行っており、各市町村の方にお話を聞けるので相談者さんの満足度も高く、好評です。

とくしま回帰セミナーの様子。

Q.「なんとなく徳島県に関心はあるけれど、徳島のことはあまり知らない」という人は、どういうきっかけで徳島に興味を持つのでしょうか?

村社さん:「以前、旅行で徳島を訪れたことがあり、良い印象を持っている」、「お遍路を回ったことがある」など、観光きっかけで興味を持ってくださる方が多い印象です。移住のパターンとして個人的に「多い」と感じるのは奥様が徳島出身という、いわゆる「嫁ターン」の方。そのご縁で旦那様が「徳島の暮らしや仕事について知りたい」と相談に来られるケースもあります。「祖父母の家が徳島にある」など何かしら徳島と縁があり、「深くは知らないけど移住先の候補として考えている」という人の相談が多いように感じています。

 

Q. 『ふるさと回帰支援センター』の統計によると、男女比でいえば女性の相談件数が増えているようですが、徳島県単体ではいかがでしょうか?

村社さん:男女比にあまり差はないですね。ただ、先ほどもお答えしたように特徴的だと感じているのが、「嫁ターン」です。

 

▲徳島県の相談ブース

Q. 5~6年前はUターンの割合が6割程度だったのが、最近はIターンの方が多くなっています。その理由はどういったことが考えられるでしょうか?

 

早田さん:移住という選択が特別ではなくなってきたのではないかと思います。いわば、「普通に移住を考える」という時代になったのではないかと。国の施策として地域創生を打ち出しているということもあり、「地域に貢献をしたい」、「地域のコミュニティと関わりたい」といったような地方に関心を持つ人が増えています。

少し前までは「地方で田舎暮らし」というと「農業や林業など一次産業に就きたい」、「野菜やお米も作りたい、自給自足したい」など、自然の中で暮らしたい人が移住の主なターゲットだったと思いますが、今は地方の中でも比較的街の方に住みたいという人の相談も。「一度移り住んだら東京ヘは戻れない」という一大決心をして挑むというより、「移住もいいかも」くらいの感覚が日本全国に広まりつつあるように感じています。

Q. 「漠然相談」の人に徳島に興味を持ってもらうためには、どのようなアプローチが必要でしょうか。

「ふるさと回帰フェア2022」の様子。漠然と地方移住について考え始めた人の来場も多い。

中西さん:漠然相談は相談者が自分自身の考えを整理できていない状態であることも多いため、まずはその方が「どういった暮らしを求めているか」をお訊きしています。例えば生活環境、自然環境、趣味、仕事、物件の希望など移住先を選ぶ上での軸や優先順位などを明確にしていく中で、その条件にあった地域をご紹介させていただきます。その結果が徳島県であれば、徳島県をおすすめするのですが、人それぞれに異なりますのでその方が大事にされたい部分に合わせて、一人一人にあった提案をさせていただいています。

その上で全国から多数の自治体が参加する「ふるさと回帰フェア」への参加もおすすめしています。移住先に迷っている方にとって、各自治体の担当者に直接話が聞けるいい機会。実際に話してみると、「この地域の人は親切に教えてくれた」とか「ちょうど希望する物件があった」など、思いがけない出会いから移住を決めたという人も。移住先を探している人は積極的に行動し、情報を集めていますので、こまめな情報発信も徳島に興味をもってもらうのに有効だと思います。

 

★お知らせ

ふるさと回帰支援センターではウェブマガジン「ふるさと」で徳島県の情報を発信しています!
徳島県への移住に関心のある人はぜひご覧ください。

https://www.furusato-web.jp/

 

『ふるさと回帰支援センター』に聞く!withコロナの移住状況 前編

※この記事は、2023年2月時点のものです。

 

2019年12月頃から始まった新型コロナウイルス感染拡大。発生から3年余りが経ち、2023年2月現在、屋外でのマスクの着用も緩和され、5月8日からは季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることが決まりました。

この間、地方移住も大きく変化。リモートワークが進み、転職することなく住む場所を選べる時代に。ワーケーションやワーキングホリデイのような移住気分を味わえるプログラムも各地に増え、都市に住む人たちに限らず、移住への興味関心も高まっています。

そうした変化を身近に体感している『NPO法人ふるさと回帰支援センター』の相談員のみなさんにwithコロナの移住状況を踏まえ、この3年を振り返ってお話を伺いました。

★NPO法人ふるさと回帰支援センターについてはコチラ!

https://www.furusatokaiki.net/

(写真左から)お話をうかがった中西さん、村社さん、早田さん。

 

日本最大の移住相談窓口『ふるさと回帰支援センター』

お話を伺ったのは・・・
西日本担当部長 
早田比呂美 (わさだ ひろみ)さん

早田さん:『ふるさと回帰支援センター』は、田舎暮らしを希望する生活者の増加を受け、2002年に発足し、2022年11月で20周年を迎えました。

『ふるさと回帰支援センター』は有楽町の駅の前にある『東京交通会館』8階にあります。周辺には全国各地のアンテナショップなどもあり、地方に興味のある人が多く集う地域です。センターに来所いただきますと、徳島県ブースは入って右側、高知県のお隣に位置しています。今年度新たに東京都と千葉県がブースを出展され、この2つはブース出展+相談員を置いていただいておりますので、 相談員が配置されていない県は奈良県と沖縄県のみになりました。

『ふるさと回帰支援センター』のミッションは地域へ移住を希望する方たちと、受け入れする地域、この 2つを繋いで、各地へ移住希望者を送り込むこと。地方移住は移住者にとっても、受け入れ地域にとっても目的ではなく手段ですので、 双方が「良かった」と思えるマッチングを行ことができるよう、務めています。

  • 相談窓口業務

よりよいマッチングを行うための活動の1つとして、各地の情報提供を行う相談業務があります。以前はセンターに自由に出入りができるようにしていましたが、現在は予約制です。入口で手指のアルコール消毒、体温チェックなどをしていだたいて、安心して皆さんがご相談できるよう、対応しています。

移住相談の流れは、田舎暮らしを考える方から問い合わせをいただき、希望する自治体や欲しい情報などを伺った上で、自治体を紹介させていただきます。その後、移住セミナーやモニターツアーなどへ参加いただき、移住エリアを確定したら、仕事や住まいを探します。うまくマッチングしなかった場合は、またセンターで相談いただき、別の自治体を紹介します。
このようなことを繰り返して最終的に移住を決定する流れになっています。

  • セミナー・フェアの開催

各自治体のみなさまと共に、定期的な移住セミナーの開催も行っています。コロナ以前はセミナールームでのリアル開催がほとんどでしたが、コロナ下でオンライン開催に。最近ではオンラインとリアルとのミックス型も増えています。今後はまたリアル開催を再開する自治体も増えると思いますが、オンラインも継続していくものと思います。

『ふるさと回帰支援センター』では国内最大級の移住マッチングフェア「ふるさと回帰フェア」を年に一度開催しております。2022年度は東京国際フォーラムで開催し、18,169名にご来場いただきました。

 

移住相談に見る、コロナ下の地方移住の変化

下は、当センターでの移住相談者の傾向を項目ごとにまとめたものです(※認定NPO法人ふるさと回帰支援センター来場者アンケート2021【東京】から)

地方移住希望者のニーズ センター利用者の年代の推移(東京)2008-2021(暦年別) %

 

来場者の性別  2021年(n=10,900 ※単一回答)

 

■移住先選択の条件(優先順位(2016-2021) 2021年(n=6,105 ※複数回答)

 

リーマンショックの時には「消極的な移住」、東日本大震災では「疎開的な移住」 、地方創生の事業が本格的になった頃は「積極的な移住」と言われ、コロナ下はこれまで地方移住を漠然と考えていた人たちが積極的に動き始めている状況です。

■希望する就労形態(2016-2021) 2021年(n=6,939 ※複数回答)

仕事を持ったまま地方で暮らす「リモートワーク移住」が可能になったことで、テレワークを基本としながら月に数回程度、東京の会社に通うといったような「二拠点居住」を行う人も増え、移住というより、引っ越し感覚で首都圏近郊に移り住む人も増加。そうしたことから2020年の移住の希望地ランキングに東京近辺の地域が上がってきていました。2021年に入り、この傾向は全国へと広がっています。

地方移住の関心は依然高まっており、 この追い風をしっかりと受け止めるためにも「地域の受け皿作り」が重要になってきていると思います。

 

リモートワーク移住で中四国にも移住者が増える!?「漠然相談」も増加中

 

お話を伺ったのは・・・
山陽四国エリア相談員 
中西 沙織 (なかにし さおり)さん

 

中西さん:続いて、山陽四国エリアで移住先を検討されている方の傾向についてお話しいたします。『ふるさと回帰支援センター』では全国の移住相談を承っていますが、 「移住先を決めていない」という方のご相談も多く、当センターではそうした相談を「漠然相談」と呼んでいます。

パソコン1つあればどこでも仕事が出来るという「リモートワーク移住」の需要が全国的に増加していますが、「地方移住には関心があるけれど、どこでも仕事が出来るので地域を決めきれない」という相談が目立つようになりました。

どうやって地域を絞り込んでいったらいいのか、何を基準に決めていったらいいかといった、移住に関する情報提供という枠を超えた、複合的な相談の必要性が窓口でも求められるようになってきたと感じています。

 

後編へ続く…

こうしたコロナ下の移住の傾向を踏まえ、後編ではQ&A方式で近年の移住動向についてさらにお話を伺います。こちらもぜひご覧ください。