news

ど迫力! 「橘のけんかだんじり」に行ってきました!

2025.11.20

  • イベント
  • 阿南市

阿南市橘町で行われる秋祭りの「けんかだんじり」がとにかくスゴイ!という噂を聞いて、期待に胸を躍らせやってきました。
初日のお昼には橘海正八幡神社に続く急な石階段を、大きな掛け声とともに神輿を担いで登るはっぴ姿の人たちが。

無事登り終えた後には、神社の境内で巫女さんによる舞や祭りの神事が粛々と厳かに取り行われていました。

辺りはいつしか神聖な空気で満ちて、「これは嵐の前の静けさなのか⁉」と、このあと行われる「けんかだんじり」に一層期待が高まります。

そして町が夜の闇に包まれだしたころ、4つの地区からそれぞれの色の法被をまとう男たちに引かれてだんじりが繰り出し、いよいよメインの「けんかだんじり」がスタート! 互いのだんじりが路地で鉢合わせすると、相対した状態で正面からまっすぐにぶつかり合います。

二つのだんじりの間はおよそ50メートル。前に並ぶ男たちが大声をあげて全速力で縄を引き、互いに交錯したあと響き渡るのは大きな「ガツン!!」という衝突音!
観客のいるすぐ目の前、狭い路地で繰り広げられる約4トン同士のぶつかり合い。 衝撃で激しく揺れるだんじりと音の大きさ、引き手の溢れる気迫も相まって、ふだん静かな漁師町は一瞬で熱狂の渦に包まれます。

その後だんじりの衝突は何度も繰り返され、時間も深くなってきたところでようやく「けんかだんじり」は終了。 でもこれで終わりじゃなかったんです!

勇壮なけんかを繰り広げただんじりが帰還する際に、スピードに乗って勢いよく急カーブを曲がる「曳き廻し」がクライマックスに待っていました。
縁起の良い回数と納得のいく「曳き廻し」を求めて、こちらも幾度となく繰り返され、そのたびに大きな歓声が周りからあがります。

瞬く間に時間は過ぎて、祭りはいよいよ最後の神事に。すでに深夜12時を回った境内には提灯の明かりに照らされた多くの観客の顔がまだあり、その真ん中で獅子舞が奉納されています。

祭りを彩る荘厳と勇壮。 そこには観る者の胸をも焦がすほどの人間の熱が確かにあって、数百年続いてきた理由が少しだけ解った気がしました。 来年も、ぜひ訪れたいと思います!

BACK TO LISTS