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出羽島アート展2025に行ってきました!

2025.07.29

  • イベント
  • 牟岐町

徳島県・牟岐港から出航している出羽島連絡船に乗ること約15分。

心地よい潮風を頬に受けながら、水面のきらめきに心を躍らせ、アート展への期待が高まります!

出羽島港に到着すると、まず目に飛び込んできたのは大きな「歓迎キルト」。

訪れた多くの方がここで記念撮影をしていました。もちろん私もそのひとり!

受付で展示会場マップとスタンプラリー用紙を受け取り、いよいよ私の「出羽島アート展2025」がスタートしました!

アートの展示場所には目印となるのぼり旗が設置されており、迷うことなく巡ることができました。展示作品には鑑賞するだけでなく、体験できるものもいくつかありました。

番号順に展示を見ていると、「お兄さん! 絵はがき描きませんか!」とスタッフの声が。私自身、絵心があるわけではありませんが、その時の感情のままに描いた作品がこちら。

タイトルをつけるなら『夕日が沈む海』

「お兄さん、文字入れないの!?」と。
すっかり忘れていました(笑)
周囲を見ると、みなさんそれぞれにメッセージを書いていて、思わず笑ってしまいました。

「観る」だけでなく「つくる」こともできる、これもまたアートの楽しみ方の一つ。
アートを「観に来た」つもりが、アートを「していた」という体験でした。

その後は浜辺へ。最初は「何もない…?」と思いましたが、よく見ると浜に棒が立てられ、そこにペットボトルや貝殻で「かめ」や「魚」を模した作品が!

「これ、下から見てみたら…」
そんな好奇心でしゃがんで見てみると、「空を泳いでいる魚」に見える!

景色の一部にアートが溶け込んでいるからこそ、見る角度や距離を変えることで印象が変わる。その自由さが、このアート展の魅力の一つだと実感しました。

その他には、旧出羽島小学校体育館での展示を観たり、道沿いに咲く梅の花を見たりして、展望デッキからは島全体を一望できました!

展望デッキでは、「あ、あそこは絵はがきを描いた場所!」「港の歓迎キルトがこんなに小さく見える!」と、思わず自分が歩いてきた道のりを目で辿ってみたり。

島自体は大きくないものの、巡ってきた展示の数々がとても遠くに感じました。
もし展望デッキだけを訪れていたら、きっと短時間で到達できたはず。でも、さまざまな展示や体験を通して歩いてきたからこそ、そこに至るまでの時間が濃密で、見える景色もまた感慨深いものでした。

帰り道、港へ向かう途中で「30円均一の無人食器販売所」を発見!

しかも「島民は無料」!?
思わず「どういうこと!?」とツッコミを入れたくなる驚きでした(笑)。

そんな私の「出羽島アート展2025」は所要時間約2時間で全ての展示を観ることができ、大満足でした!
スタンプラリーもしっかりクリア!

来年もぜひまた訪れたいと思います!

 

出羽島へのアクセス

牟岐港から出羽島連絡船を利用し、片道約15分。1日5往復運航中。
大人1名 片道220円(往復440円)※ただし、8月1日から9月30日までは230円(往復460円)
小人1名 片道110円(往復220円) ※ただし、8月1日から9月30日までは120円(往復240円)
団体割引 15名様より1割引
身体障がい者(第1種)、知的障がい者(判定欄A)及び精神障がい者(1級)の方につきましては、ご本人・同伴する介護者ともに5割引きとします。

なお窓口において各種手帳の提示をお願いいたします。

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