美波町町長 影治信良さん 四国の右下インタビュー

“住んで良かった”と実感できる町になるために
教育、医療、福祉、防災・・・といった課題にバランス良く取り組む

町長の仕事について「価値観や考え方の異なる住民の意見を集約しながら、一つの方向に進めていくこと」と話す影治町長。

「そのためによい決断をして、実行することが大切。よい判断をするためには、自分が人間的にも成長することを日々考え、公平さを保つよう、良識のある判断をするよう心がけていますが、これが一番難しいところです」と、学生インタビュアーに語りかけます。

美波町は旧の由岐町と日和佐町が合併して誕生しました。

かつて、それぞれの町に1つずつ病院がありましたが、老朽化が進み、南海トラフ大地震の発生を想定すると、両方とも移転し、建て直さなくてはならなかったといいます。

その際に各地区が納得するカタチを模索し、由岐インターを降りたところに美波病院を、旧日和佐高校の跡地に保健センターを開設し、それぞれのエリアの住民が医療、福祉サービスに困らないよう、腐心したといいます。

「この町に“住んで良かった”と実感できる町になるためには、子育てから始まり、教育、医療、福祉の充実や南海トラフ巨大地震の脅威を見据え、防災減災、事前復興のまちづくりなどバランス良く取り組んでいかないといけないと思っています。そして若い世代が夢を追いかけられるような、そんな教育、そんな環境を作っていきたいとも思っています」と、未来に希望を持ち、思い描いた未来を現実のものとするため、尽力しています。

若い世代に向けて、中学、高校生、大学生がそれぞれの町の良さを体感するためにも、地域の行事などに積極的に参加し、家族、親戚含めた地域の方々とのふれあいを大切にして、町の様子を知って欲しいと話す影治町長。

「皆さんが高校、大学、社会人となって町外や県外へ出て、遠くで故郷を思う時、“住んで良かった”と思えるよう、四国の右下それぞれの市町も頑張ると思いますので、将来は地元に帰ってきていただきたいなと思います」。