かずら工芸 家形笑美子さん 四国の右下インタビュー

かずらの曲がりをいかした
味わい深い作品の数々

花籠やバッグなどをかずらで編むかずら工芸をされている家形さん。小学校や障がい者施設にも講習に行き、籠作りなどを教えていて、牟岐小学校の6年生は家形さんに教えてもらって作った花籠に、お花と卒業証書を入れて卒業していくのが恒例になっているそう。

山が好き、自然が好き、ものづくりが好きで、平成7年からかずら工芸を始め、かずらの曲線をいかした作品作りを楽しんでいます。

「私くらいの年齢になると親の世話をするか、孫の世話をするかしかないでしょ?1週間に1回でもいいから自分の時間をとって、何かに没頭する時間があれば、リフレッシュできて、また明くる日からがんばろうという気になれる。かずらを編む時間は無心になれるし、いいですよ」と楽しそうにお話されます。

「かずらを触ったこともない」「不器用でようせん」という人ほどいい作品が作れるという家形さん。できれば後を継いでやってくれる人がいれば・・・と望んでいますが、「かずらは販売されていないので、山で採ってこないといけない。山へ入れば猪や猿に会うこともあるし、足を滑らせて怪我をすることもあるかもしれない。そう思うとなかなかやってくれとはいえないですが、後継者がおったらな、とは思います」。

これまで牟岐の天然記念物の千年サンゴをモチーフにかずらを編んだりもしたそう。

牟岐町立図書館にも作品が展示されていて、講習会も時々開催しているといいます。

「やった!できた!という気持ちを一緒に味わえますので、講習会があればぜひ参加してみてください」。