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影治信良町長インタビュー第3回 美波町の可能性

1分でわかる「四国の右下」移住事情
課題解決先進地 美波町
影治信良町長インタビュー(全3回)

第3回 美波町の可能性

「観光は美波町の大きな資産」と語る影治町長。町を知るきっかけとなる観光や、近年増えつつある滞在型観光を希望する外国人旅行者への対応も含め、今、注目されている短期移住、二地域居住についての可能性を伺いました。

― 最近外国人のお遍路さんの姿もよく見かけるようになりましたし、数週間から数か月の滞在型観光を楽しむ外国人も増えているように思います。最後に美波町のインバウンド対策についてお聞かせください。

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影治町長 2020年の東京オリンピックの翌年、2021年に関西広域連合が主体となって行う生涯スポーツの世界大会『関西ワールドマスターズゲームズ』というのがあって、この大会のトライアスロンの候補地に美波町は立候補しています。決まるかどうかは2016年の夏頃までわかりませんが、以前から中国人の観光客も多いということで、観光パンフレットは英語版と中国語版を作ったりはしています。

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訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン)として小泉政権時に「訪日外国人客を1000万人に増やそう」という国の方針が打ち出され、それ以後急激に増えて、去年1000万人を達成し、今年は1900万人くらいまで増えるだろうと予測されています。徳島県でいえば、にし阿波~剣山・吉野川観光圏へたくさんの外国人旅行客の方が来られているみたいですが、県南部も少し増えているという話は聞いています。徳島に来られる方はどちらかというと欧米人が多い傾向にあるようですが、だからといって具体的な計画をもっているわけではありません。観光協会や旅館組合の方たちと話をしながら、徐々に取り組んで行くのがいいんじゃないかと考えています。

 

― とはいえ、東京オリンピックや関西ワールドマスターズゲームズが開催されれば、美波町を訪れる人も増えると思います。

影治町長 2021年のトライアスロンの大会が美波町に決まったら、加速するとは思います。ただ、徳島県や県南部が一体となって「こうしていこう!」という風にしないと、美波町だけでは難しい。だけどどこかの地域がモデルとなって一歩踏み出さないといけないとなれば、それは美波町が担っていきたいと思っています。旅館やホテル、民宿など商売をされている方と共に環境整備をやっていかないと、行政だけが先走ってやってもダメ。観光はこの町の大きな資源ですから、インバウンドの対策も確かにやっていかないといけないところもありますが、サインやメニューなど直さないといけない手間のわりに、来るか来ないかは未知数ということもあって、住民のみなさんと足並みをそろえないといけないと思っています。

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― トライアスロンが決定するか否かが、一つの転機となるわけですね。

影治町長 仮にトライアスロンが決まらなかったとしても、マラソンなど、いくつかの競技は徳島県で行われると思います。オリンピックもそうですが、2019年にはラグビーワールドカップもありますし、合宿誘致などの話も出ています。日本は島国だから飛行機で移動するというと面倒なイメージがありますが、アメリカやヨーロッパの方は国内を飛行機で移動するのは日常的なこと。合宿地が開催地から少々離れていても気にしないとこころがある。そういうイベントを通じて、各国の方と交流が深まれば、それが地域の自信にも繋がる。基本的には、なんでもやっていこうというスタンスなので、いいチャンスに巡り合えればと期待しています。

― お忙しいところ、お時間をいただき、ありがとうございました!

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