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【移住エッセイ第4回】美波町へいらっしゃい!

全国から各自治体が集まり、月1回くらいのペースで開催されている移住フェア。ブースに滞在する数分間で、夫婦の悲喜こもごもを垣間見、移住相談がいつしかカウンセリング状態に⁉

 

妻の本心

「移住者って、どんな方が…」の質問に、
「千差万別、赤ちゃんからお年寄り、ハーフからニューハーフまで」と返事する。

どんな方にも対応します。
ただ、仕事だけは出来る限り自分で捜してください。そのためにハローワークがあるんです。

一番難しいのが、50才代男性。
移住フェアに来る50代夫婦連れ、妻は横の夫見てニッコリ、
「先に行ってて、落ち着いたらスグに行くから」
嘘つけ、夫を移住と称して先にやり、自分は優雅に都会暮らし。
定年前、定年後、一人移住して来る男性に妻の影無し。

そんなに簡単に都会と同じ給料の仕事があるわけが無い。
妻にも仕事にも我慢して、出来るだけ自分の貯金増やし、妻を説得して一緒に田舎へ移住するのがベスト。
決して、妻の口車に乗ってはダメですよ。
男の人、定年後の自分の行く末が心配なのは、よく分かる。
毎日、釣りをして自転車に乗り遊んで暮らす…。
田舎へ移住したらバラ色の老後の生活が待ってるなどと思わないで欲しい。
横で妻は何して暮らす。
友達とのお喋り食事会、デパートでのお買い物、趣味の習い事、スポーツジムでの憂さ晴らし。
全て諦め、夫の食事作り、夫と地元誌に出てる外食の店巡りすることとなる。
妻に車の免許が無ければ最悪。
一人でどこへも出かけられない。一時間に一本、JRがあればよし、無ければ夫に頼り最寄りのスーパーへ行くしかない。
夫が知らない土地に移住したければ、妻は「アナタ一人でどうぞ」が本心。

夫の田舎に家がある場合、時々は妻と通い手入れをし、近所や親戚ともマメに付き合い、出来るだけ妻が嫌がる出来事がないよう努力しておくこと。
妻がカフェをしたいと言えば従い、習い事の腕を使って何かやりたいと言えば応援する。
そんな夫にならなければ妻と一緒の田舎暮らしなど望めない。

フェアで50代夫婦が座り相談開始。
妻ニッコリ、
「ネ、いいじゃない、毎日好きな釣りして暮らせるよ。先に行ってて」
すかさず、
「奥さん、来るつもりないんでしょ」
肩すくめ、ペロッと舌だした。

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